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ローカル開発環境を作ろう(IIS編)

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ローカル開発環境とはサーバー上で行うことを今自分が使っているPCでなるべく同じ状況を作り、開発をスムーズに進めていく為のものです。
必要がないと思う人も居るかもしれませんが、PHPファイルを試すことや、なるべくサーバーに近い状態での作業に慣れるようにしましょう。

#今回導入するもの

今回導入するのはwindowsに元々入っているIISというhttpサーバーを立てられるものです。
他に有名なローカル開発環境(windows)では

  • XAMPP
  • Vagrant

がありますが、今回は導入が楽なIISでお手軽サーバーを立てられるようにしてみたいと思います。

#導入環境
Windows7 Home Premium

#導入方法

まずは自分のアカウントが管理者ユーザーになっているかを確認しましょう。
もし、管理者ユーザーではなかった場合は変更をしてもらう等をする必要があります。

・[コントロールパネル]を開き[プログラム]を開きます。
・[プログラムと機能]という欄にある[Windowsの機能の有効化または無効化]を開きます。
※環境によっては少々ここで時間が掛かる場合があります。

・たくさんのフォルダが並ぶチェックボックスが出てくるので
 [インターネット インフォメーション サービス]1
 という欄を探しチェックボックスにチェック2を入れましょう。
・次に**[インターネット インフォメーション サービス]**の左側にある[+]のマークを押し展開しましょう。

出てくる内容
FTPサーバー
Web管理ツール
World Wide Webサービス

この全てにもチェックを入れましょう。

ここから先は数が多いのでまとめてチェックを入れるものを記載します。

チェック FTPサーバー
FTPサーバー
FTP拡張機能
チェック Web管理ツール
IIS6と互換性のある管理
IIS管理コンソール
IIS管理サービス
IIS管理スクリプトおよびツール
チェック World Wide Webサービス
HTTP共通機能
HTTPエラー
HTTPリダイレクト
WebDAV発行
ディレクトリの参照
既定のドキュメント
静的コンテンツ
アプリケーション開発機能
.NET拡張機能
ASP
ASP.NET
CGI
ISAPIフィルター
ISAPI拡張機能
サーバー側インクルード
セキュリティ
IPセキュリティ
URL認証
基本認証
要求のフィルタリング
健全性と診断
HTTPログ
カスタムログ
ログツール
追跡
要求監視
性能機能
静的コンテンツ圧縮
動的なコンテンツの圧縮

※今回チェックを入れなかったものも今後必要に応じてチェックを入れる必要があります。

ここまでで導入は終了なので、次は確認をしてみましょう。

#IISインストール確認
インストール出来てるかどうかの確認はとても簡単です。
ブラウザを立ち上げ、**http://localhost/**にアクセスするだけで確認が出ます。
確認をしてIISのスタートページが表示されたら成功です。


IISのローカル側のルートフォルダはC:\inetpub\wwwrootとなっているので、ここへhtmlファイルやphpファイルを入れローカル開発を行いましょう。
また、実際にはIISマネージャー等をインストールしIISの具体的な管理をすることが可能となりますが今回はあくまでも導入編ですので割愛させてもらいます。

なお、ファイアーウォールを変更し外向きに開放することも出来ますが今このページを見て導入した方へオススメは致しません。
あくまでもローカル開発環境として使用するのがベストだと思います。

  1. インターネット インフォメーション サービスがIISの正式名称になります。

  2. チェックボックスにチェックを入れるとチェックマークではなく青く塗りつぶしたものになります。

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