この記事は全部俺 Advent Calendar 2018の23日目の記事です。
めちゃくちゃピンポイントな記事ですが、同じように困ってる人間が日本に1人だけでもいると信じて書き留めます!
誰かの役に立ってくれれば本望です!
キーボード自作初心者あるある?
よし、ようやくダイオードとLEDを全てはんだ付けし終わったぞ(;・∀・)
とりあえず先にPro Microにファームを焼いて、LEDが全部光るかどうか確認してみよう!
・理想
Helix keyboard LED pic.twitter.com/dJbz5MXy2x
— tez (@te22eret) 2018年12月23日
( ゚д゚) ・・・
(´;ω;`)ブワッ
この記事の対象者
- 自作キーボードを作ってみたはいいが、LEDが途中からつかなくなった/光らなくなった方
- そもそも1個もLEDがつかない/光らない方
伝えたいこと
熱でLEDがダメになっている可能性を考えるよりも先に、光ってないLEDとその1個前のLEDのはんだ付けを確認してください!!
光ってないLEDを取り替えても点灯しなかった場合、そのLEDの1個前のLEDのはんだ付けがきれいにできていない可能性が高いです。
キーボードのLED
(大抵の)キーボードのLEDは、電気回路的に直列につながっています。
LEDは、発光ダイオードとも呼ばれます。ダイオードなので、一方向にしか電流を流しません。
上のキーボードにおいて、USBから給電しているところを電源と抵抗で表すと、回路図のイメージはこんな感じです。(あくまでイメージ優先で、精緻な表現ではないことをご留意くださいm(_ _)m)
(画像では5列のHelixを使用していますが、回路図では4列で表現しています。)
LED自体が熱などでだめになってしまった場合
LED自体がダメに成ってしまった場合、回路図的にはこうなってしまうので2列目左から3番目以降すべてのLEDが光らなくなってしまいます。
この場合は、問題となっている2列目左から3番目のLED自体を交換すればそれ以降も光るはずです!
1個も光ってない場合は最初の1個目(USB給電のすぐ隣のLED)を交換してあげればOKです。
LEDのはんだ付けが上手くいっていない場合
いもはんだを避けようとしすぎるあまり、はんだが少なすぎて実は電通していないときに陥るパターンです。
この場合、はんだ付けが上手くいっていない箇所は2パターン考えられます。
- 2列目左から2番目のLEDの出口側のはんだが少ない場合
- この場合、
2列目左から2番目のLED
自体は光っていることがあるため気づきにくいです
- この場合、
- 2列目左から3番目のLEDの入口側のはんだが少ない場合
はんだ付けがうまくできていない場合、次のLEDへの接続がうまく行かずに光らない場合があります。
これ、問題のあるLED自体は光るので発見しにくいです。実際ハマりました。。
所感
これを解決するのにものすごく時間を取られました。。電流マルチメータも新しく買いましたし。。
最初の方は270℃ではんだごてを使用していたので、熱で壊れたに違いない!と思いこんでしまっていました。でも何度LED付け替えてもうまく光らずやきもきしていました。。
(手早くやったおかげで、実際熱で壊れていたLEDはありませんでした。真似しないでください。ちなみにHelixの場合、LEDはんだ付け推奨温度は約220℃です。)
言われたら当たり前としか言いようがないですが、経験値の少ない自作キーボーダーは割とハマる・・・かもしれません。
めげずにキーボード作っていきましょう!
・・・本当のキーボード自作者のあるあるは、かっこいいUSBケーブルとTRPSケーブルを見つけられないことだと思います:(
良いケーブル情報あったらご教授お願いします