はじめに
この記事は、アプリ開発未経験の筆者が使用言語であるKotlinについて学び、Androidアプリ開発を目指していくものになります。
前回の記事 では、変数や関数など、Kotlinの基礎知識を学びました。
今回はその続きの記事となります。
すべてのコードは プレイグラウンド で試すことができますので、動作が気になったら実際にコピペしてやってみてください。
対象読者
- Androidエンジニアを目指している方(自分は目指しています!)
- Kotlinの基礎知識をサクッと学びたい方
- 変数や関数など、ある程度の用語は理解している方
条件
Kotlinでの条件分岐制御は if/else
ステートメントを使います。
条件は、比較演算子を利用して Boolean
で判定します。
比較演算子
- 等しい:
==
- 等しくない:
!=
- 未満:
<
- より大きい:
>
- 以上:
>=
- 以下:
<=
sample.kt
fun main() {
val num = 100
if (num % 2 == 0) {
println("偶数です")
} else {
println("奇数です")
}
}
whenを使って可読性アップ
if/else
ステートメントは、when
ステートメントを使うことで、より可読性が向上します。
IfElseSample.kt
fun main() {
val num = 3
if (num % 3 == 0 && num % 5 == 0) {
println("fizzbuzz")
} else if (num % 3 == 0) {
println("fizz")
} else if (num % 5 == 0) {
println("buzz")
} else {
println("not covered")
}
}
上記を when
を使って書き直すと、以下のようになります。
WhenSample.kt
fun main() {
val num = 3
when {
num % 3 == 0 && num % 5 == 0 -> println("fizzbuzz")
num % 3 == 0 -> println("fizz")
num % 5 == 0 -> println("buzz")
else -> println("not covered")
}
}
条件分岐の結果を変数に代入する
変数宣言を行う際に、条件分岐の結果の値を代入することができます。
SetVarSample.kt
fun main() {
val num = 3
val answer = when {
num % 3 == 0 && num % 5 == 0 -> "fizzbuzz"
num % 3 == 0 -> "fizz"
num % 5 == 0 -> "buzz"
else -> "not covered"
}
println(answer)
}
このように、条件分岐と変数宣言を組み合わせて書くことができます。
次回予定
- nullとは
- null安全とは
- nullチェックの方法 など、学んでいけたらと思います。