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Power BI(クラウド)でExcelデータを取り込む

Last updated at Posted at 2021-02-23

統計データを用意します

まずは、手軽に用意できるExcelでデータを取得することにしました。
2021年2月22日公開の
「人口推計(令和2年(2020年)9月確定値,令和3年(2021年)2月概算値)」
(総務省統計局発表)
を使います。

Excel表を「テーブル」にします

Power BI(クラウド版)で読み込めるように、見出し部分などを外し、表を「テーブル」にします。
「テーブル」にするには、表全体を選択し、ショートカット「Ctrl+T」を使います。

Excelテーブル

Power BIを使いインポートします

「データ取得」をクリックし、取り込画面に進みます。

PowerBI取り込み1

今回は「ファイル」から取得します。

PowerBI取り込み2

「接続」をクリックします。

PowerBI取り込み3

Excelを開いている状態では取り込めないので、閉じておく必要があります。

PowerBI取り込み4

グラフを作成します

「レポートの作成」を選びます。

グラフの作成1

編集画面のI/Fに変わります。

グラフの作成2

「視覚化」→「集合棒グラフ」を選びます。
右側の画面の「年齢階級」を「軸」に、「男女計」を「値」にドラッグします。

グラフの作成3

グラフの作成4

作業の区切り区切りで、ファイルを「保存」します。
ブラウザを閉じてしまうと保存されません。

「フィルター機能」を使って「2月」の数字を抽出します

表示されたグラフは「2020年9月1日現在(確定値)」と「2021年2月1日現在(概算値)」の合算値です。
「2021年2月1日現在(概算値)」を取り出すために今回は「フィルター」を使います。
右側画面の「時点」を「フィルター」のブランクの枠にドラッグします。

フィルター1

「2021年2月1日現在(概算値)」のチェックを入れることで、同項目のみ集計されたグラフになります。

フィルター2

グラフの見栄えをよくします

例えば、
1.「視覚化」→「書式」(ペンキローラーアイコン)を使いY軸やX軸のラベルのサイズを大きくします。
2.「視覚化」→「書式」「データラベル」をONにして、グラフ先端に数値を表示します。
3.グラフの右下が空いているので、棒グラフのエリアを選択し、コピー&ペーストしサイズ調整。円グラフのアイコンをクリックして円グラフを追加します。

グラフの見栄え加工1

グラフの見栄え加工2

グラフの見栄え加工3

元データの確認をします

今回の人口推計のデータ、複数のグループをまとめた数字や、割合の数字もあります。

元データの確認1

グラフからこれらを外します。
「フィルター」の「年齢階級」を選び、まず「すべて選択」にチェックを入れ、該当する項目のチェックをクリックして外します。
年齢層ごとの比較をしやすくするために「総数」のチェックも外しました。

元データの確認2

棒グラフと円グラフそれそれに行います。
円グラフを作る前に、フィルタリングをしていれば、コピー&ペーストでフィルタの設定も引き継がれます。
グラフの領域が重なるため、円グラフの背景の透明度を「50%」に変更しています。

グラフの仕上げ1

上記の手順で作成したグラフ(全体)が以下になります。
グラフのあるエリアをクリックすると、もう一方のグラフの該当するエリアのみハイライト表示されます。

グラフの仕上げ2

最後に保存をします。

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