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「Power BI Desktop」「Google Data Portal」「Tableau Public」を使いテーブル2つ結合して各都道府県人口で「÷」

Last updated at Posted at 2021-06-19

2つのテーブルを使って「率」を出す

「政府CIOポータル」(内閣官房)で新型コロナウイルスのワクチン接種状況のオープンデータが公開されています。

オープンデータを取得しても、上記で公開されている「都道府県別接種率」の数字は入ってませんでした。
「都道府県別人口」のテーブルを別途用意し、「接種人数」と割る(÷)ことで算出することを試しました。
人口データの取得は「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数調査」(総務省統計局)を使いました。

Power BI Desktopを使う

まず接種人数のデータを取り込みます。

image.png

次にと総府県別人口のデータを取り込みます。

image.png

「クエリのマージ」を選び、と都道府県名を結合のキーとなる列として選択し、「左外部」の結合を選びます。
この場合、「左外部」を選ぶことで、接種数のテーブル(左側)の右側に人口の数字列を追加することができます。

image.png

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結合後、追加する列を選択します。

image.png

「ホーム」→「適用」し、可視化画面に移ります。
「クイックメジャー」を作成することで、「接種数÷都道府県別人口」という計算を加えます。

image.png

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以下のようなスクリプトの計算列が追加されます。

count_first_or_mid_general / 人口世帯数人口動態都道府県別)【総計.6人口_計 = 
DIVIDE(
    SUM('summary_by_prefecture'[count_first_or_mid_general]),
    SUM('summary_by_prefecture'[人口世帯数人口動態都道府県別)【総計.6人口_計])
)

このままでは「割合(%)」のデータが型になっていないので、画面左端のパネルから「データ」を選び、「パーセンテージ」型に変更します。

image.png

「接種率」が算出できました。

image.png

Google Data Portalを利用

次に、「Google Data Portal」でも同様のことを実施します。
まず接種数のデータを取得します。
Power BI Desktopでは直接URLを指定できました。
Google Data Portalの場合、Googleスプレッドシートに「IMPORTDATA関数」を使って取り込み、そのシートを指定することで取得しました。
右側のパネルから「データの結合」を選択します。

image.png

結合するデータ(都道府県別人口)を選択します。
ここでも、都道府県名を結合キーとします。
表示する列(人口)も選択します。

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表に「人口」を追加できるようになりました。

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「接種率」を計算する列を追加します。
右パネルから「ディメンジョンを追加」を選びます。

image.png

計算式を設定します。

image.png

表に接種率が追加できるようになりました。

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Tableau Publicで計算

「Tableau Public」でも、Googleスプレッドシートからデータを取得できるので、Google Data Portalと同じデータソースを使います。

image.png

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左パネルから「接続 追加」をクリックします。

image.png

結合の設定をします。

image.png

「計算フィールド」を追加します。

image.png

「接種率」をの計算式を記述します。

image.png

設定した計算フィールドが追加され、「接種率」を表に追加できるようになりました。

image.png

割合(パーセンテージ)の型に変更します。
Tableauの場合、数値データが「メジャーバリュー」というフィールドに格納されます。
そのフィールドから「書式設定」を選ぶことで「パーセンテージ」を指定できます。

image.png

「接種率」が追加できました。

image.png

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