PyCon2018の企業ブースでQuantXを知り、興味を持ったので入門してみました。(ちなみに投資はど素人です笑)
今回はサンプルコードを動かすところまでで詳しい解説などはしていませんのであらかじめご了承ください。
QuantX(クオンテックス)とは
QuantXは株式や仮想通貨などの売買ルール(アルゴリズムと呼んでいます)の作成、販売ができるシステムトレードプラットフォームです。
Python Codingを利用した自由度の高い方法と、Visual Codingを利用したプログラミングの知識がなくてもアルゴリズムを作成できる環境をご用意しています。(※Visual Codingは今後提供予定)
作成されたアルゴリズムは実際の過去のデータでシミュレーションして成績を確認できます。開発したアルゴリズムはご自身のトレードに、またはQuantX Storeで販売できます。
QuantX Q&Aより引用
自分で作ったアルゴリズムを販売できるのはとても魅力的ですね!
またPythonや、Numpyなどの便利なライブラリを使用できるためデータ分析の学習にも良さそうです。
早速使ってみる
ログイン
まずはログインします。アカウントを持っていない場合は作っておきましょう。
https://factory.quantx.io/
プロジェクトの作成
ログイン後、「アルゴリズム一覧」から「新規プロジェクトを作成」を選択。
適当なアルゴリズム名を入力してプロジェクトを作成します。
テンプレートは標準を選択しました。
サンプルを動かしてみる
プロジェクト作成を押すとこのような画面が表示されました。
画面左側にサンプルコードが見えますね。
では早速サンプルコードを動かそうと思います!
エディタ上部の「テスト」をクリックするとバックテストを実行できます。
※バックテストとは過去の相場において自分の売買ルールが通用するか検証を行うことです。
おお、いろいろ表示されましたね。
jp.stock.xxxxが銘柄を表していて、個別銘柄詳細で株価を確認できるようです。
columnsは個別銘柄詳細で表示するグラフを追加することができます。
たとえば"volume_adj"のコメントアウトを外せば出来高グラフを個別銘柄詳細に追加することが可能です。
今回はここまで!!
##まとめ
QuantXはスクレイピングなどをしなくても用意されたデータセットを使用して開発できるので、アルゴリズム開発に専念できる環境だと感じました。
次回は簡単な移動平均のアルゴリズムを作ってみようと思います!
そういえば開発元のSmart TradeさんがQuantX Cup 2018という自動売買アルゴリズムのコンテストを開いているようなので興味のある方は応募してみてはいかがでしょうか✨