LaTeXでの式の入力が面倒!
QiitaやNotionなどMarkdown形式のサービスで数式を書きたい場合、LaTeX形式に変換する必要がある。
コピペしたい数式が元々LaTeX形式であれば楽だが、pdfや手書き画像などの場合、なかなか骨が折れる。
そこでここではMathpixを使って簡単に画像から数式をLaTeXに起こす方法を紹介する。
手順
実際に手順を追うのがわかりやすいので具体的にみていこう。
1. 数式画像を用意する
例えば以下のXGBoostの論文に出てくる数式をLaTeXで書きたいとしよう。
これはなかなか手入力するのがしんどそうだ。。
2. Mathpix Snipを入れる
以下からMathpix Snipを入れる。
自分はMacを使っているのでapp storeから入れたが、webからそのまま使うこともできる。
今回はMacのアプリから使ってみよう。
アプリを立ち上げて左上の"Create Snip from Screenshot"の四角いアイコンを押すとスクショができるので、変換したい数式をスクショする。
すると以下のように画像が取り込まれた上でLaTex変換の選択肢が複数提示されるので、適当に一番上とかをコピーする。
ブラウザ版の方はスクショ済みの画像をdrag&dropするだけで使える。
ただし文字数制限が100文字までなので、長い数式などを変換したい場合はアプリ版の方が良さそう。
(元画像の数式だと100文字超えてしまったので、以下は別の数式の変換例)
3. NotionやQiitaに貼り付けてみよう
Qiitaの場合
以下のように```math```で囲って貼り付けるだけでOK.
\tilde{\mathcal{L}}^{(t)}=\sum_{i=1}^n\left[g_i f_t\left(\mathbf{x}_i\right)+\frac{1}{2} h_i f_t^2\left(\mathbf{x}_i\right)\right]+\Omega\left(f_t\right)
綺麗に表示できた!
Notionの場合
/mathと打つと"式ブロック"が選べるので選択する。
あとは先ほどコピペした式を貼り付けるだけ。
楽!
まとめ&最後に
- Notionなどで勉強した内容をまとめる際、画像の数式をすぐにLaTeX形式で変換できるのはすごい便利
- 無料版だと使える回数などに制限があるみたいなので、頻繁に使う場合は課金を検討してもいいかも