1. はじめに
Waveshareが出しているCM4用のIOボード「CM4-IO-BASE-C」にはM.2のコネクタがある。そこにNVMe SSDを接続して使用できるか確認する。
※このボードはSATAには対応していない。最初に間違えて購入してしていまい無駄ができた。
2. 機材
- CM4
- CM4-IO-BASE-C
- M.2 NVMe SSD(サイズは2230)
- OSはbullseye 64bit
3. SSDの接続
コネクタには切り欠きがあるので、おそらく間違えて接続することはない。CM4-IO-BASE-Cは2230と2242に対応している。それ以外だと長さオーバーとなって安定して固定できない。
4. 使用できるようにする
まずは、電源をいれて状態を確認する。dmesgで追加されたのか判断つかなかった。lsblkだとeMMCとは異なる容量のデバイスが見えた
$ lsblk
NAME MAJ:MIN RM SIZE RO TYPE MOUNTPOINT
mmcblk0 179:0 0 29.1G 0 disk
~略~
nvme0n1 259:0 0 119.2G 0 disk
フォーマットしてみる
$ sudo mkfs.ext4 /dev/nvme0n1
mke2fs 1.46.2 (28-Feb-2021)
~略~
Writing superblocks and filesystem accounting information: done
マウントして確かめる
sudo mkdir -p /mnt/testdisk
sudo mount /dev/nvme0n1 /mnt/testdisk
マウント状態の確認
$ df -h
Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on
~略~
/dev/nvme0n1 117G 24K 111G 1% /mnt/testdisk
マウントポイントの書き込み権限は初期状態でrootのみだったので、必要に応じて変更が必要。
4.1. 永続的にマウントする
UUIDを取得する
$ sudo blkid /dev/nvme0n1
/dev/nvme0n1: UUID="xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx" BLOCK_SIZE="4096" TYPE="ext4"
/etc/fstabを編集してマウント情報を追加する
UUID=xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx /mnt/recdisk ext4 defaults 0 0
以上