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Atmel製CPUのボード上で開発を行う

Last updated at Posted at 2022-01-30

概要

Atmelと印字されているCPUが載った評価ボードを使う話。ターゲットボードは諸事情でぼかしておく。

開発環境

さすがにIDEがあるはずと探したら、Microchip Studioが出てきた。当初はAtmel Studioかと思っていたが、買収の関係で統合されている(されつつある?)とのことなので、Microchip Studioを使うことにする。

ページの下の方にあるリンクからインストーラーを取得してインストールする。途中でいくつか選択肢が出たが、全部入りで問題ないと思う。

バイナリの書き込み

ターゲットボードにサンプルアプリが付属していて、バイナリもあったので書き込んでみることにした。
書き込みツールはTool > Device Programmingにあった
image.png
DeviceのCPUを選択し、SWDを選択(JTAGは使わずターゲットボードのEDBGを使った)、Applyを押すと下の段に色々と表示される。
image.png
Memoriesを選択すると、ファイル選択ができるようになるので、サンプルのバイナリのパスが表示されるようにする。その後、「Program」を押せば書き込みができる。

動作確認

UARTがあるボードだったので、UARTログをみたらInitializeとかそれっぽいものが表示されたので成功したようだ。

プロジェクト作成

当然ながら、実際は自分の書いたコードを動作させなければならない。そこで、開発用のプロジェクト作成を試す。Atmel製CPU用とおぼしき「Atmel Start Project」があったので使うことにする。
image.png

CPUはAtmelのATSAMG55J19だったので、途中まで入れると候補に出てきた。Packageの違いで2種類表示されている。

image.png

左側の「MIDDLEWARE」や「DRIVERS」で必要な機能の数を選択する。DRIVERSで存在しない数の機能を選択したらRESULTSからCPU一覧が消えたので、ありえない機能選択はできないようだ。
CPUを選択したら右下の「CREATE NEW PROJECT」を押してプロジェクト作成を行う。

設定内容の確認と確定

組み込んだ機能が図で表示されていてわかりやすい。左側のCLOCKSやPINMUXでクロックの分周状態や各ピンへの機能割り当ての状況が表示される。
image.png
最後に「GENERATE PROJECT」でプロジェクト作成を完了する。

ソースコード

プロジェクトの中にはmain.cができていて、基本的な初期化処理は行われている模様。
image.png

今後の予定

SPIとUARTを使って目的の処理を行えるように設定見直しやコード作成を行う。

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