Tinkerboard とは
ラズベリーパイと形状とピン配置が互換!
なので入手しやすいラズパイ用のケースや周辺パーツがそのまま使えます。
SoCはRockchip RK3288。GPUによるH.264, H.265のデコードとH.264のエンコードができます。
CPUはCortex A17x4 最大1.8GHz。32bitのARMですが、32bitの中でもハイパフォーマンスなものです。ラズパイシリーズのCPUは低消費電力型のものが採用されているので、それよりずっとパワフルです。
RAMは2GB。デュアルチャネルになっているのでラズパイ3よりもメモリ帯域が広いです。
というわけで、画像処理をするにはラズパイ3よりも向いているだろうということで購入しました。
電源
パワフルであるということは電気を食うということでもあります。
2.5A供給できるACアダプタを使わないと起動できませんでした。
シリアルコンソールを使う
TinkerOS_Debian V2.0.5 からシリアルコンソールにはUART3を使うように変わりました。
カーネルログをシリアルコンソールに出すにはSDカードのFATのパーティションのextlinux/extlinux.conf
のconsole= の部分を以下のように変更します。
label kernel-4.4
kernel /zImage
fdt /rk3288-miniarm.dtb
append earlyprintk quiet splash plymouth.ignore-serial-consoles console=ttyS3,115200n8 rw init=/sbin/init
ブートログはgistに貼りました。
https://gist.github.com/tetsu-koba/a6745db57e58e43b0412a855c803b910
参考
[メモ] ASUS TinkerBoard : シリアルコンソールを使う
[メモ] ASUS TinkerBoard: TinkerOS_Debian V2.0.5 関連