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Azure(クラウド)の課金の仕組みを大雑把に理解する

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概要

Azureの課金の仕組みは初心者には難しい部分があります。
この記事では大雑把にAzureの課金とはどういうものかを記載しています。

課金は主に3種類に分けられる

Azureに限らずクラウドで課金されるのは大きく以下3つになります。

  1. CPUやメモリといった計算リソース
  2. ストレージやディスクといったデータストレージ
  3. ネットワークの帯域やネットワーク量

それぞれの特徴を見ていきましょう。

CPUやメモリといった計算リソース

CPUやメモリはプログラムを動かすためのリソースです。
仮想マシンにはもちろん、Azure AppServiceやAzure Automationといったサービスの中でも使われています。

特徴としては、CPUやメモリを確保している時間によって課金されます。
この「確保している」というのはどういうことかといいますと、いつでもすぐに使える状態であるということです。

例えば仮想マシンやAppServiceを使ってWebアプリを作ったとします。
もちろんアプリは起動している間、誰も使っていなくてもいつでも使えるようにリソースとして確保している必要があります。

また、確保している間は他の人が使えなくなるため、確保している時間によって課金されるのです。

節約方法

メモリやCPUはサービスによっては解放することが出来ます。
例えば、仮想マシンは「割り当て解除」という状態にすることで、CPUやメモリを解放することが出来ます。
もちろん、解放してしまうとすぐに使えないといったデメリットがあります。
そのため、普段は使っていない時間帯だけ解放するといった工夫が必要になります。

ストレージやディスクといったデータストレージ

データストレージはデータを保管するためのリソースです。
ストレージ系のリソースは大きく以下2つのパターンでストレージのサイズを決めます。

  • 事前に保管領域を確保するパターン 
  • 保管領域が足りなくなったら追加していくパターン

どちらも保管領域分のストレージ料金がかかるのが特徴です。

節約方法

大きく以下の2点に注意することで課金額を下げられます。

  • 保管領域をできるだけ小さくする(必要以上に確保しない + 要らないデータは削除する)
  • 使用頻度の低いデータは、安いストレージへ移動する

ネットワークの帯域やネットワーク量

最後にネットワークの帯域やネットワーク量です。
大きく以下2つの課金パターンがあります。

  • VNetやIPアドレスといった確保しているリソースの量によって課金されるパターン
  • 大きなファイルをダウンロードやアップロードすることで課金されるパターン

節約方法

以下に気を付けてください。

  • 大きなファイルをダウンロード、アップロードするのは必要最低限にする

最後に

AzureやAWSといったクラウドの課金体系は公式ドキュメントが複雑怪奇です。
初心者の方に少しでも参考になったら幸いです。

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