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未経験から応用情報技術者に合格する!(1) 応用情報技術者試験が未経験にはおすすめの理由

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#前書き
こんにちは!僕は以前の記事でも簡単には書かせていただいたんですが、某プログラミングスクールで半年間勉強をさせていただきました。
しかし実は、このスクールには入る前からある資格を持っていました。それは応用情報技術者と、医療情報技師です。
なぜこの二つの資格を取得したかと言うと、元々漠然とITエンジニアに転職したいなあという思いがあり、とりあえず取っ掛かりとして勉強をして資格を取ろう!と思ったからです。それまではITに関する勉強もしたことがなく、ちょっとパソコンをいじるのが好きというレベルの知識でした。そこで今回は未経験から応用情報技術者にどのように合格したかを書いていきます!
今回はなぜ応用情報技術者から受けたのか?を書いていきます。

#そもそも応用情報技術者とは?
そもそも応用情報技術者試験とは国家資格の一つで、ITエンジニア向けの試験では基本情報技術者試験より一つ上のレベルの試験となります。
詳しくは応用情報技術者試験についてのページをごらんください。
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/ap.html
試験は春と秋に行われ、その合格率はおよそ20〜25%程度です。
試験は午前と午後に分かれており、午前は4択問題が80問、午後は11問(1問につき選択および記述の小問が4〜6問あります)で構成されており、それぞれで60点以上獲得すると合格となります。午前問題は1問につき1.25点なので48問正解すれば合格となります。一方で午後問題は、1問につき20点満点ですが、それぞれの問題の正答率によって各小問の配点が異なります。また記述問題もあるため、どれだけ正解できれば合格できるか、一概には言えません。正解率や正解の基準については試験の合格発表後に公表されます。ちなみに記述問題もあるため、午前問題をクリアできなかった場合は採点すらしてくれないです。

#なぜ応用情報技術者から取得したのか?
それではなぜ基本情報ではなく、応用情報技術者に挑戦したのかと言うと、午後問題で回答する必要のある問題の違いからです。基本情報技術者試験の場合、午前問題は4択で、難度も応用情報技術者に比べると低いですし、午後問題は全て選択問題になるのですが4択ではなく、複数の選択肢から複数選ぶ問題も多くあるので、しっかりとした知識がないと解けません。また初学者にとってハードルの高いいわゆるテクノロジ系の問題を多く選択する必要があります。

##基本情報技術者の午後問題は・・・
具体的な違いを言うと、基本情報技術者の午後問題は、まずセキュリティに関する問題を必ず回答する必要があります。そしてハードウェア、データベース、ネットワークソフトウェアのテクノロジ系と、マネジメント系、ストラテジ系の計6問から4問、更にアルゴリズム問題と、プログラミング言語を使ったソフトウェア開発の2問も必ず回答する必要があります。アルゴリズム、ソフトウェア開発の問題は初学者にはハードルが高く、更にこの2つで20点ずつ、40点の配点があり、テクノロジ系を取れないと午後問題は合格できません。

更に・・・令和2年秋の試験は延期となり、1月から3月に行われるようですが、形式が変更されるようで、選択問題はテクノロジ系から1つ、マネジメント系、ストラテジ系から1つと、更にアルゴリズム、ソフトウェア開発がそれぞれ25点ずつの配点となるそうです。なので未経験の場合かなり学習しないと難しいのではないのでしょうか?

##応用情報技術者の午後問題
一方、応用情報技術者の午後問題は、1問目のセキュリティ問題は必ず回答する必要がありますが、残りの4問は自由に選択できます。更にプログラミング、システムアーキテクチャ、ネットワーク、組込システム開発、データベース、情報システム開発のテクノロジ系問題もありますが、マネジメント系2問、ストラテジ系2問用意されているため、テクノロジ系の問題に挑戦しなくても良いのです。

テクノロジ系は計算や、コードの解読が必要であり、実務経験がある方はその延長で比較的楽にクリアできるかもしれませんが、初学者にはやはり勉強し、それを応用してプラスアルファして回答する必要がありかなりハードルが高いです。一方でマネジメント系、ストラテジ系は、午前問題をクリアし、言葉の意味さえわかればあとは国語の問題のような状態です。どこかに答えがあるのでそれを探せば正解できます。つまり文系の人はより解きやすいと思います。lまたこの二つの分野はどんな仕事でも耳にすることが増えている言葉も多く、仕事をしている人は繋げやすいのではないのでしょうか。
また組込システム開発の問題も簡単な計算で正解が出せるものも多く、比較的解きやすいので、問題選択の幅もあります。ちなみに、僕は令和元年春の試験に合格しましたが、セキュリティの問題を試験後に見ると、応用情報よりも基本
情報の問題の方が難しく感じました。セキュリティの問題は難度に大きな差はないと思います。

#まとめ
とにかく試験に合格したい人は応用情報技術者がおすすめです!
合格を目標にすることに賛否はあるかと思いますが、資格を取るように職場などから勧められている人や、未経験の方にの参考になれば幸いです。
ただし、午前問題はテクノロジ系50問、マネジメント系10問、ストラテジ系20問であり、テクノロジ系を取れないと絶対に落ちるので、勉強は必要です・・・というわけで、次回は午前問題について、勉強法や試験の解き方を書いていきます!

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