#1. はじめに
Bluemix Infrastructure(旧称:SoftLayer)のEndurance Storageは冗長性のあるマネージド・ストレージサービスであり、Block Storage(iSCSI型)とFile Storage(NFS型)から選択できます。今回、新規に購入したEndurance Storageから新機能が使えることになったので、この記事で紹介します。
#2. 新機能概要
- 従来は20GB~12TBのサイズの中から、0.25 IOPS/GB, 2 IOPS/GB, 4 IOPS/GBの性能を持つストレージを選択できていました。今回から2 IOPS/GB以上のストレージを選択した際には、内部実装的にはAll Flashストレージが利用されます。
- All Flashストレージの恩恵により、新たに**10 IOPS/GBの性能を持つストレージ(サイズは20GB~4TB)**も選択できるようになりました。
- 新Enduranceでは、どのIOPSモデルであっても暗号化済みになりました。
詳細は以下をご参照下さい。
https://console.bluemix.net/docs/infrastructure/FileStorage/new-ibm-block-and-file-storage-location-and-features.html
https://console.bluemix.net/docs/infrastructure/FileStorage/block-file-storage-encryption-rest.html
#3. 新Endurance Storageが使えるデータセンターの場所は?
注文方法や利用方法は、通常のEndurance Storageと同じです。以下のDCで購入可能です。
US: SJC03, SJC04, WDC04, WDC06, WDC07, DAL09, DAL10, DAL12, DAL13
EU: LON02, LON04, LON06, FRA02, AMS03, OSLO1, PAR01, MIL01
Australia: SYD01, SYD04, MEL01
Canada: TOR01, MON01
Latin America: MEX01
Asia Pacific: TOK02, HGK02
新モデルのEndurance Storageが使えるデータセンターでは、下図のように該当ロケーションにアスタリスク(*)が付与されています。
#4. 暗号化されていることはどうやって確認できるの?
新Enduranceは暗号化されているので、デバイス一覧にてLUN名に鍵マークが付いています。