Raspberry Pi ZeroにSSH接続した際の備忘録です。
使用環境:
- Windows 10
- Tera Term
- Raspberry Pi Zero W
- Micro SDカード
作業:
1.Micro SDカードにRaspbianのイメージを書き込む
2.作成したMicro SDカードを使用してRaspberry Pi Zeroを起動
3.IPアドレスを確認
4.SSH接続
Micro SDカードにRaspbianのイメージを書き込む
① https://www.raspberrypi.com/software/ よりWindows用Raspberry Pi Imagerをダウンロードする
③ [デバイスを選択]をクリックして、リストからRaspberry Pi Zeroを選択
④ [OSを選択]をクリックして、Raspberry Pi OS(Legacy,32-bit)を選択
⑤ [ストレージを選択]をクリックしてイメージを焼きこむメディアを選択
⑦ OS設定のメッセージが表示されるので[設定を編集する]をクリック
⑧ [一般]のタブを開き、各値を設定する。
(余談)
このとき私はWi-Fi設定を誤ったので、ラズパイ起動後にラズパイ画面でWi-Fiを設定し直しました。しかし、SSH接続を含めたネットワーク系処理が上手く機能しないという謎の現象に3日間悩まされました・・・。
もしイメージ作成時Wi-Fi設定を間違え、ラズパイ初回起動直後からWi-Fiが有効になっていない場合は、イメージを作り直した方が早いです。(Linuxに詳しい人ならば設定ファイルをいじって直すのでしょうが、私にはできません。)
⑨ [サービス]のタブを開き[SSHを有効化する]をチェックし、[パスワード認証を使う]を選択し、[保存]ボタンを押す
⑩ カスタマイズ設定の使用について再度メッセージが表示されるので[はい]をクリック
⑪ 選択したデバイスが間違えていないことを再確認して[はい]をクリック
⑬ [続ける]ボタンを押してMicro SDカードを取り出す
日本語的に「え?[続ける]?」となりますが・・・これを押すと自動でメディアをアンマウントしてくれる様子。(違ったらスミマセン。)
作成したMicro SDカードを使用してRaspberry Pi Zeroを起動
IPアドレスを確認
ラズパイに以下をセットして、terminal画面からifconfigコマンドでIPアドレスを調べます。
- USBハブ
- マウス
- キーボード
- モニタ(HDMIの場合、HDMI/mini HDMI変換コネクタ)
私は色々つなぐのが面倒なので、WindowsでAdvanced IP Scannerを動かしてIPアドレスを調べました:
(余談)
ツールを使わなくても、コマンドで調べることもできます。(コマンドを調べるのが面倒なのでツールを使っています。)
SSH接続
個人的に使い慣れているので、Tera Termを使用します。
① Tera Termを起動して接続情報入力し、[OK]をクリック
※初めてこのIPアドレスに接続する場合、Tera Termからknow hostsリストに無い旨のセキュリティ警告メッセージが表示されます。
(正常にSSH接続が確立すると、/home/(ユーザ)が見えます)
ようやっとスタートラインに立てました。
なお、Visual Studio Codeからラズパイにリモート接続して作業ができる!という話を聞いて喜んだのですが。Raspberry Pi Zero Wは、アーキテクチャが適用していないため出来ないそうです。悲しい。