これは NAISTアドベントカレンダー 17日目の記事です。
(投稿遅れ1日遅れです... すみません...)
要約
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ストーリー
- チーム開発が好きでビジコンとかハッカソンとか好きだった。
- 学生のうちに一回くらい自分のプロダクト作ってみたいなと思っていた。
- NAISTのGEIOTでいい機会があったので挑戦した。
- その後、同級生からつよつよなメンバーでチームを組んで本格的に開発スタートした。
- それなりに上手く行った。
- ビジコンや営業活動にも挑戦した
- 今も活動中
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良かった点
- 就活受けはめちゃくちゃいい
- 交友関係が広がる
- 強強な人とたくさん話す機会がある
- メンタルが成長する
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辛かった点
- プライベートを犠牲にしないと成り立たない
- 技術力を上げたいなら違うかもしれない
- 対人関係が増えることによる心労・メンタルダメージ
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知見
- チームでやるのがおすすめ
- お金を稼ぐのにはこだわらないほうが良さそう
- インプットも意識しながら頑張る
- ビジコンやコンテストに出るのが良さそう
- 学校の制度や団体を利用する
かんたんにストーリー
(長めなので飛ばしてもらっても大丈夫です)
NAIST入学するまではコンテストとか、インターンに参加するのが好きな高専生でした。
なぜ好きだったかというと、技術的な成長や、普段関われない人とコミュニケーションが取れる嬉しさだったり、何かに打ち込むのが楽しかったのが主な理由でした。
NAIST入学後、GEIOTというプログラムがあることを知り応募しました。(HP)
Geiotは素晴らしいプログラムだったと思います。
基本的に週1でプレゼンorハッカソンor講義があり30人程度の学生が4人程度のチームに別れビジネスプランの作成やモックの作成に取り組む内容でした。
この講座を通してビジネスプランがブラッシュアップされるとともに、ビジネス創造の基礎や起業までの道のり等の知識の習得、プレゼンスキルやチームマネジメントスキルの向上に繋がりました。
またGeiotを通して他参加者とは距離を縮めることができ、閉鎖的なNAIST生活の中貴重な、研究室外の友達や知り合いを増やすことができました。
Geiot終了後は基本的に解散なのですが、Geiotで同じチームだった人、ほかチームから参加したいと連絡をくれた人、高専時代の友人とチームを組んでGeiotのビジネスプランを継続することにしました。
初めて6ヶ月間も一つのプランに対して取り組んだことから、
プランにかなりの愛着が生まれており、それがモチベーションとなりました。
その後は、学校のCICPというプロジェクトに参加したりビジコンに参加しながらプロダクト開発を進めていきました。
ある程度プロダクトができてきた段階で、NAIST起業部の方々と関わることがあり、そこからは起業部の方々と一緒に営業活動にも挑戦するようになりました。
具体的には、NAISTでプログラミング体験教室をしたり、奈良県のコアワーキングスペースで、スポンサー企業さんのもの、プログラミング体験教室をしたり、学童や小学校にも行きました。
もともと起業等には興味がなかったのですが、活動を続ける中で、これまで頑張ってきたメンバーにお給料を払ってあげたいな、また、チームとして行けるところまで引っ張っていきたいなという気持ちが強くなり、今は起業を目指して活動を続けています。
良かった点
就活受けはめちゃくちゃいい
これは自明かと思うので説明省略しますが、自主的な活動+チームリーダー+ビジネスっぽいことをしているのは評価してくださる企業様が多かったです
交友関係が広がる
この活動をやっていなければ関わることがなかったであろう、少なくない人と出会うことができました。
これは、思いがけないいい点だったと振り返って感じます。
大人とたくさん話す機会がある
いろいろなバックグランドを持つ方々とお話させていただきました。
地域創生を本気で取り組まれている方や、児童支援に本気で取り組まれている方、学生起業され大変活躍されている社長の方、いろいろな方と接する中で、これまで持っていなかったたくさんの価値観が生まれました。
コミュニケーションは相変わらず得意ではないですが...
めちゃくちゃ貴重な経験がある。成長できる。
営業活動とか、マネジメントとか、マーケ企画とか、多分これやめたら次やるのいつになるんだという経験がたくさんできました。
これらの経験は必ず生きてくると思いますし、この一年間は成長できてるなという充実感、やりがいみたいなのは常に感じていました。
辛かった点
なにかを犠牲にしないと時間が足りない。
NAIST生活は忙しかったです。
学業なの主なイベントだけでも授業、研究、就活があり、
プライベートの面でも22~24というとてもエネルギッシュな期間になっており、就職前に自由に遊べる最後のチャンスです。
プロダクト開発に一定のコミットするとなるとどうしても他の点が犠牲になります。
僕の場合は研究、授業、プライベートがどうしても犠牲になりがちでした...
チームリーダーとして一定の責任が伴います。そこの犠牲を受け入れる覚悟は必要かもしれないです。
技術力を上げたいなら違うかもしれない。
長期インターンシップでバリバリ働くとか、技術書読み漁ってめちゃくちゃインプットしている人を横目に、プロダクトの設計や企画、商談、MTG等に時間を使う必要があります。
どうしても彼らとは技術力の差が開いてきます。
ここが個人的にすこし後悔している点かもしれないです。
対人関係が増えることによる心労・メンタルダメージ
ここが個人的に一番つらいポイントでした。
チームリーダーとしての責任感はそこまでなのですが、
外部の人との商談が始まると、エンジニア畑の僕はめちゃくちゃ辛かったです。
基本的に我々のような弱小チームは下の立場です。
初対面の大人の人に対してお願いする形で商談は進んでいきます。
毎回メンタルがゴリッと削られます。
特に僕は人を頼るのに抵抗を感じるタイプだったので余計に辛かったかもしれません...
知見
チームでやるのが良さそう
一人だと多分諦めてただろうなと思う瞬間が何回もありました。
チームでやるのがいいだろうなと思います。
お金を稼ぐのにはこだわらないほうが良さそう
お金を稼ごうとすると一気に難易度が上がるなと今回の活動を通して感じました。
難易度が上がる分、そこにリソースを割かなければならず、本当にやりたかったプロダクトづくりのほうがおろそかになっているなと最近感じています。
お金を考えずプロダクトの質を上げるということに全力を注いだほうがうまくいく気がしています。
インプットも意識しながら頑張る
こういう活動をシているとついついアウトプットばっかりになりがちです。
終わったあとにただ頑張ったで終わらないために、
本を読んだりして知識を収集し、その実践の場としてプロダクトづくりを意識することで、健全な学習サイクルができ、
活動を通して大きく成長できるのではないかなと思います。
ビジコンやコンテストに出るのが良さそう.
作っているプロダクトにもよりますが、メンターやコンテストの審査員の方は経営者の方々が多く、そういった方々とコネクションを作ることができます。
僕のような学生は顔が狭く、実際にものを売っていこうとしても、その営業先がなかったりします。
このような場で捕まえるのが大事かなと思いました。
学校をうまく活用する
例えばうちの学校では、GeiotやCICP、起業部など、支援をしてくださる団体がたくさんあります。
積極的に飛び込んでみるのがいいのかなと思います。
終わりに
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最後にですが、今回の記事、いろいろな人に届いたらいいなと思っております。
いいね、共有、感想等いただけるとうれしいです。
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それではここまでお読みくださりありがとうございました!!