はじめに
2024年4月に基本情報技術者試験を受け、無事に合格しました。この記事では、私の勉強過程を振り返りながら、これから試験を受ける方への参考になるようにまとめていきます。
筆者のスペック
ReactとRailsでアプリを作ったことがありますが、IT業界での実務経験はありません。参考までに、こちらが私の作ったアプリです。
試験を受けた理由
ITの幅広い知識を身につけたいと思ったのが主な理由です。現在はAIや技術記事で簡単に解決策を見つけることができますが、事前に知識があれば調べる手間を省くことができ、自身のスキル向上にも役立つと考えました。
勉強時間
勉強期間は3週間、合計で90時間ほど学習しました。バイトがある日は3時間、ない日は5時間の勉強を行いました。
試験形式
基本情報技術者試験は、ITの幅広い知識を問う内容となっています。試験は通年開催されており、1回7500円で受けられます。
試験時間 | 出題数 | 出題形式 | 合格基準 | |
---|---|---|---|---|
科目A | 90分 | 60問 | 四肢択一式 | 1000点中600点以上 |
科目B | 100分 | 20問 | 他肢択一式 | 1000点中600点以上 |
どのように勉強をしたか?
- ひたすら過去問道場で解く
- 科目Aの教材で体系的に学ぶ
- 最新のサンプル問題を試験形式で解いて実力を測る
- 科目Bの教材で体系的に学ぶ
- サンプル問題と公開問題をマスターする
自分の場合、特に過去問道場に多くの時間を費やしました。
1.ひたすら過去問道場を解く
過去問道場にアクセスして
①「模擬試験形式で出題」を選択
②「平成21年以降から作成」を選択
③「選択肢をランダムに並べ替える」を選択
④「出題開始」を選択
⑤ 3回試験を繰り返したら間違えた問題の復習
多くの合格者が過去問道場を利用しているため、非常に有効な試験対策方法だと感じました。
2.科目Aの教材で体系的な知識を学ぶ
Udemyの教材を利用し、体系的に知識を学びました。過去問道場で苦手な部分が浮き彫りになったので、その部分を重点的に繰り返し学習しました。
3. 最新のサンプル問題を試験形式で解いて実力を測る
以下のリンクからサンプル問題をダウンロードし、本番さながらに試験を行いました。
この時点で科目Aは合格ラインに達していましたが、科目Bは時間内に問題を解くのが難しく、追加の対策が必要でした。
4.科目Bの教材で体系的に学ぶ
Amazonの参考書を利用し、体系的に学習しました。特にアルゴリズムや情報セキュリティに重点を置き、問題を解く手法を身につけました。
5.サンプル問題と合わせて公開問題も解く
先ほどの科目B対策では合格するだけの知識は身につきましたが、本番では制限時間内に解く必要があります。なので先ほどサンプル問題+公開問題を制限時間内に解けるように取り組みました。ですが、上記の問題だけでは実践感覚を養うのには不足があるので、過去問5年分(旧試験文も含めて)やっておくことを推奨します(特に科目B)。もしくは下記の参考書等で補うことをお勧めします。
科目Bの解く順番
科目Bでは「情報セキュリティ」から解くことをお勧めします。理由は、こちらの方が簡単で短時間で解けるためです。アルゴリズムの問題は時間がかかることが多いので、先に簡単な問題を解いておくことで後から慌てずに済みます。
まとめ
初めてのIT資格を取得できて安心しています。IT未経験の私にとって、この資格は大きな意味を持ちます。これからもこの知識を活かして、さらにスキルを向上させていきます。最後までお読みいただき、ありがとうございました。