経緯
BOXNUC8I7BEHはIntel社製の小型PCです。小型ですがそこそこのスペックですので、これをサーバ用途にしてKubernetesのワーカーノードにしたりして遊んでいます。
スペック
本体(BOXNUC8I7BEH)
IntelのNUCは発売当初はロースペックでしたが、現在はサーバ用途でも耐えうるスペックになっています。
- Intel Core i7-8559U Processor (2.7 GHz/ターボ・ブースト時4.5 GHz、8MB cache、4コア8スレッド)
- 2 × DDR4 SODIMM/DDR4-2400 MHz/最大32GB (16GB×2)
ストレージ
- Crucial SSD 500GB 7mm / 2.5インチ MX500シリーズ SATA3.0 9.5mmアダプター付 CT500MX500SSD1/JP
OS
BOXNUC8I7BEHは公式にはWindows 10のみ対応していますが、ESXiでも動く場合があるようです。場合がある、とはあいまいな言い方ですが、いくつかコミュニティ掲示板の情報を漁ってみたところ、ハイパーバイザのバージョンやBIOSのバージョンに左右されるらしく、しかも、うまくいったという人とだめだった人がまちまちで、確定的な成功条件を見つけることができませんでした。
私もESXi 6.7u1で試しましたがインストーラが途中でハングしていまいました。
というわけで、CentOS 7.6を採用しました。素晴らしいことに何の問題なく起動でき、KVM上で仮想マシンを動かすことができました。
個人的には20年来のVMwareユーザでしたが、これを機にKVMに乗り換えようと思います。なんたってRedHat社がスポンサーですしね(意味深)。