IBM Cloud Advanced Architect v1とは
IBM Cloudの認定技術者の1つで、3~5年程度の包括的な経験を積んだ上級レベルの試験です。新認定資格体系としては初の上級レベルの試験となります。2022年4月8日頃から受験可能になりました。
IBM Cloud Advanced Architect v1に合格すると、IBM Certified Advanced Architect - Cloud v1の認定資格を得ることができます。もちろんOpen Badgeももらえます。
認定資格および試験の概要はこちらです。
学習方法
難易度はIBM Cloudの経験者であれば難しくはありませんでした。一応、下記サイトでラーニングパスが公開されていますが、私はやりませんでした。
受験方法
PearsonVUE社のサイトで予約して受験してください。
以前は最寄りのテストセンターでしか受験できなかったのですが、最近はカメラ付きPCがあれば自宅でも受験可能になりました。こういうご時世ですので、可能であれば自宅での受験をお勧めします。ただし部屋の片づけはきちんとしておいてください。私はいつも気分転換を兼ねてテストセンターで受けるようにしていますが。
合格点
60問中37問以上の正解で合格です。正答率は61%です。IBMの認定試験では甘い方だと思います。
出題内容
試験規約により具体的な問題文は書けませんので、雰囲気になります。
- 高可用性の設計、必要なクラウドサービス
- 高負荷サーバの性能向上方法
- クラウドマイグレーションの方針、ツール
- DDoS攻撃の防御方法
- セキュリティ関係のサービス
- クラウドベンダーとユーザーの責任共有
- データレジリエンシー
- Twelve Factor App
- Kubernetes
- OpenShift
- Schematics
感想
初の上級試験ということでドキドキしながら受験しましたが、はっきり言って拍子抜けするほど簡単でした。開始5問目くらいで合格を確信できました。私には中級のProfessional Architectの方が難しかったです。