IBM Cloud DevSecOps v1 Specialtyとは
IBMのマスタリー試験(特定製品スペシャリストの適格認定試験)の1つです。主にIBM CloudのContinuous Deliveryサービスやセキュリティ関連の専門性を認定する試験です。2022年5月から受験可能になりました。
認定資格および試験の概要はこちら。
学習方法
難易度は私には少々「高め」でした。普段Continuous Deliveryサービス、Delivery Pipeline、Schematicsサービスを使いこなしている人には簡単かもしれません。
公式の学習パスは下記のとおり公開されています。
https://www.ibm.com/training/path/ibmcloudforfinancialservices
受験方法
PearsonVUE社のサイトで予約して受験してください。
以前は最寄りのテストセンターでしか受験できなかったのですが、最近はカメラ付きPCがあれば自宅でも受験可能になりました。こういうご時世ですので、可能であれば自宅での受験をお勧めします。ただし部屋の片づけはきちんとしておいてください。
合格点
41問中27問以上の正解で合格です。正答率は65%です。
出題内容
試験規約により具体的な問題文は書けませんので、雰囲気になりますが、いくつか問われそうな箇所を書きます。
- CI/CDの目的・概念
- 関連部門の役割
- Activity Trackerの用途・動作
- IBM Cloud Monitoringの構成方法
- DevOps Insightsの役割
- ツールチェーン・テンプレートの種類
- SchematicsとAnsible、Terraformの連携
- Security and Compliance Centerとの連携
- コンテナセキュリティの実現方法
- CRA (Code Risk Analyzer)の使い方
- Sauce Labsの役割
- SPAの認証フロー
感想
例によって無勉強で受けにいきましたが、かなりぎりぎりの点数で合格できました。これから受ける方は、きちんとラーニングパスで勉強することをお勧めします。