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IBM Cloudの新マスタリー試験IBM Cloud Security Engineer v1 Specialtyを受けてみた

Last updated at Posted at 2022-03-12

IBM Cloud Security Engineer v1 Specialtyとは

IBMのマスタリー試験(特定製品スペシャリストの適格認定試験)の1つで、2022年2月から受験可能になりました。主にIBM Cloudのセキュリティ分野の専門性を認定する試験です。

認定資格および試験の概要はこちら。

https://www.ibm.com/training/certification/S0011100

学習方法

難易度はかなり高めです。下記サイトでラーニングパスが公開されていますので、一通り目を通すことをお勧めします。それでも難しいです。

https://www.ibm.com/training/path/ibmcloudsecurityengineerspecialty

受験方法

PearsonVUE社のサイトで予約して受験してください。

以前は最寄りのテストセンターでしか受験できなかったのですが、最近はカメラ付きPCがあれば自宅でも受験可能になりました。こういうご時世ですので、可能であれば自宅での受験をお勧めします。ただし部屋の片づけはきちんとしておいてください。

合格点

44問中24問以上の正解で合格です。正答率は54%です。IBMさんの認定試験としては甘めですが、難易度が高かったので余裕は全くありませんでした。

出題内容

試験規約により具体的な問題文は書けませんので、雰囲気になりますが、いくつか問われそうな箇所を書きます。

  • SCC (Security and Compliance Center)の役割、使い方、構成、レポート出力等
  • Security GroupとACLの違い、シナリオに応じた適応方法
  • Power VSとVPCの接続
  • HyTrust CloudControl
  • IAMのプラットフォーム権限、サービス権限、シナリオに応じた適応方法
  • HPCS (Hyper Protect Crypto Service)の使い方
  • OpenShiftやKubernetesのセキュリティ(PSP、Calico)
  • Code Engineのクレデンシャル管理

感想

試験の難易度は高めです。正直、自信をもって回答できたのは数問だけでしたが、合格点の低さに救われた形になりました。これから受ける方は、トレーニングコースをきちんとやることと、SCCの設定と運用は実機で確認しておくのがいいと思いました。

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