MSYS2 で esptool するまでの最短距離っぽいもの

はじめに

esp-idf は Docker で動かしています。Docker Host な Linux は Hyper-V の上に居ます。
esptool だけベアメタルの Windows で実行したいです。

手順

概略は下記です。

1. MSYS2 をインストール
2. python2-pip をインストール
3. esptool をインストール
4. pyserial にパッチ

pip 便利やばい信者になりそう。

MSYS2 をインストール

省略。
ちなみに以降は MinGW じゃなくて MSYS を起動します。

python2-pip をインストール

$ pacman -S python2-pip

esptool をインストール

$ pip2 install --user esptool

pyserial にパッチ

$ find ~/.local/lib -type f -name list_ports_posix.py -exec sed -i -e "s/'cygwin':/'cygwin' or plat == 'msys':/g" {} \;

注意

COM Port 名は /dev/ttyS[0-9]+

Espressif Systems が配布している超デカい全部入り MSYS2 だと COM Port は COM[0-9]+ ですが、本方式では Linux チックに /dev/ttyS[0-9]+ になります。普通に ls /dev/ttyS* して見つかるヤツのどれかが ESP32 に繋がってます。

CP21xx ドライバは純正でＯＫ

USB to UART デバイス CP21xx のドライバは Silicon Labs 純正でいけます。

オマケ

ampy は python3 依存？

pip2 install --user adafruit-ampy しても ~/.local/bin/ampy は作成されませんでした。python3-pip だと作成されました。
気が向いたら深追いします。