14
18

More than 5 years have passed since last update.

初めてのAWS (Amazon Web Service)

Posted at

初めてのAWS!

最近クラウドの勉強をしているのですがAWSを利用したことがなかったもんで試しに触ってみます。

以下のサイトを参考にしつつ初期設定をしてみました。

ではさっそく取り掛かりましょう!

AWSとは?

ざっくりというと以下のようなものです。

  • クラウドコンピューティングサービス
  • 世界190ヵ国の100万もの企業で利用されている
  • サーバーを立ててHostingしたりデータベース作ったり、Webアプリを動かせたりと何でもできる
  • 利用が簡単
    • 素早く安全にHostingできる
  • 柔軟性がある
    • OSやプログラム言語、プラットフォームなど目的に合った環境を構築できる
  • コスト効率がいい
    • 利用したいサービスのみお金を払う仕組み
  • 信頼性がある
    • 10年以上(2007年からサービスを開始)のキャリア
  • スケーラブル
    • 需要に応じて拡大/縮小が容易に行える
  • 安全性が高い
    • 物理的対策など
  • 従量課金制
    • 使った分だけお支払い
    • 12ヶ月の無料利用枠がある

詳しくはAWSのフリートライアルのページに紹介されています。

AWS用語

準備中…

AWS用語 内容
EC2 クラウドにサーバーを立てると言ったらこれ
VPS サーバーなどのローカルIPアドレスなどを設定することができる
IAM AWSで権限を管理する
AZ Available Zone
RDS データベース
DynamoDB NoSQL
S3 ファイルサーバー
Lambda サーバーレスで関数を実行する
CloudFormation AWSのサービスを管理するサービス

AWSを始めよう!(初期設定)

AWSの登録

こちらからとりあえずFREEのトライアルを申し込んでみましょう。
案内にしたがって登録をしていけばOKです。住所等は英語で記入する必要があります。またクレジットカードの登録も必須ですので注意してください。

AWSを利用する前に…

AWSは初期設定が肝心です、特にセキュリティ。
もしキーなどをGitHubなどのパブリックに公開してしまった日には不正利用されて高額請求で苦しむことになるかもしれません。
痛い目を見ないためにもここはしっかりと設定しておきましょう。
一度以下の記事に目を通しておくといいかもしれません。

AWSのセキュリティ設定

設定方法のおおまかな流れは以下のような感じです。

  1. AWSのコンソールにログインする
  2. ルートアカウントのMFAを設定する
  3. パスワードポリシーを設定する
    • ここでパスワードの設定ができる
    • 文字列長は8文字以上、文字種は英数字を使用する設定がおすすめ
    • あとはお好みで制限をかける
  4. IAMユーザー、IAMグループを作成する

  5. 料金まわりの設定をする

  6. IAMユーザーに切り替える

  7. リージョンを設定する

  8. CloudTrailを設定する

    • AWS アカウントのガバナンス、コンプライアンス、運用監査、リスク監査を可能にするサービス
    • AWS インフラストラクチャ全体でアカウントアクティビティをログに記録し、継続的に監視し、保持できる
    • 詳細はAWS CloudTrailをチェック

管理用IAMの設定詳細

以下を参考に設定を行う

  1. IAMのホームを開く
  2. 個々のIAMユーザーの作成 → ユーザーの管理を選択
  3. ユーザーの追加を選択
  4. ユーザー名を入力し、下部にあるAWS マネジメントコンソール へのアクセスにチェックを入れる(AWS CLI等を利用する場合など、必要に応じてプログラムによるアクセスにチェックを入れておく)
  5. パスワードの設定等をする(自動 or カスタムどちらでも)
  6. 所属させる管理用グループを作成する
  7. 管理用グループに与える権限としてAdministratorAccessにチェックを入れる
  8. 確認画面で設定を確認する
  9. 完了画面でアクセスキーなどをメモる
  10. 左の項目からユーザーを選択し、先ほど作成したユーザーを選択する
  11. 認証情報のタブを開き、MFAの設定を編集する
  12. 手元のデバイスとの2段階認証を設定する

セキュリティをさらに高める

git-secrets

いろいろ設定をしていても操作ミス等でgitにシークレットアクセスキーをpushしてしまうような人的ミスが起こらないとも限りません。そのためにAmazonが提供しているgit-secretsを導入しましょう!

利用方法

以下の記事を参考に自身のマシン上で設定しましょう。

AWSの料金まわりの設定

IAMを設定し終えた後もやることは残っています。AWSアカウントをログアウトする前に設定しておきましょう。

IAMユーザーに対して請求情報のアクセス許可

アカウント設定を開き、IAM ユーザー/ロールによる請求情報へのアクセスの編集をクリックする。
IAM アクセスのアクティブ化にチェックを入れ、更新を押す。

お支払通貨の設定

AWSの利用料金は日本円で払うことも可能である。場合によってこちらの設定もしておくといいかもしれない。
同じくアカウント設定のお支払通貨の設定の編集をクリックする。
規約を読みAcceptをクリックする。
JPYを選択し、更新をクリックする。

請求情報とコスト管理の設定

左の項目にある設定を選択する
以下の項目にチェックを入れ、設定を保存する。

  • 電子メールでPDF版請求書を受け取る
  • 請求アラートを受け取る

コストエクスプローラーの有効化

課金情報をグラフィカルに表示してくれて便利なので有効化しておく。

左メニューからコストエクスプローラーを選択し、コストエクスプローラーを有効化するのボタンをクリックする。

CloudWatchで請求情報のアラームを作成

任意の金額に達した時点でアラートを受け取る設定をする。これにより、いきなり数十万の請求とかを未然に防げるようにする。

CloudWatchを開く

左メニューから請求を選択し、アラームの作成をクリックする。

通知の基準と通知先のメールアドレスを指定してアラームを作成ボタンをクリックする。

設定したメールアドレスに確認メールが来るので、確認メールのリンク先にアクセスして確認を行うとアラームの表示が選択できるようになる。
クリックするとアラームが作成できる。

IAMユーザーに切り替え

AWSアカウントでの設定が終了したため、ここからはIAMユーザーに切り替える。

IAMユーザーでのログイン

  1. AWSアカウントのIAMのページを開く
  2. IAMユーザーのサインインリンクをコピーしてAWSアカウントをサインアウトする
  3. 先ほどのリンク先にアクセスしIAMアカウントでログインする

リージョンを変更

デフォルトではバージニア北部に設定されているため、東京のリージョンに変更する。

右上のメニューからバージニア北部をクリックしてアジアパシフィック(東京)を選択する

CloudTrailの設定

これを設定することでAWS内のリソースの作成、変更、削除のログを残してくれる。

CloudTrailを開き、以下の項目を設定する。

  • 証跡名(任意の名前)
  • 証跡情報を全てのリージョンに適用
    • はい
  • 新しい S3 バケットを作成しますか
    • はい
  • S3パケット(任意の名前)

APIアクティビティ履歴からログを確認できる。

最後に

AWSを個人で利用するには設定が多くて大変ですね。ただここをさぼると後で痛い目を見ることになるので(特にお金が絡んでるのでね)しっかり設定は行わないとですね。ここに書いたことはあくまで最低限の事なので必要であればその都度セキュリティの設定をしていくのがいいと思います。
IAM のベストプラクティスはかなり参考になるので必ず見ておきましょう。

参考サイト

14
18
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
14
18