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RaspberryPi3でWindows10 IoT Coreを動かす(2019/02/13)

Last updated at Posted at 2019-02-13

もくじ
https://qiita.com/tera1707/items/4fda73d86eded283ec4f

概要

xamlの画面作りの勉強をしたいので、Win10 IoTで電子工作しながら画面作成の勉強をしようと思い、その環境を作ったので、以下にやったことをメモ。

必要ファイルのダウンロード

現時点でのダウンロードページから、必要ファイルをダウンロード。

IoT Core ダウンロードページ
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/iot-core/downloads

Windows 10 IoT Core DashBoard

Windows 10 IoT Core ダッシュボードをまずダウンロード
image.png

IoT Core本体

ラズパイ向けのIoT Core リリースをダウンロード
image.png

ラズパイに挿すIoT Core入りSDカード作成

まずSDカードをきれいにしたい場合はこちら
SDカードをパーティション削除~フォーマットしたときのメモ

SDカードが用意できたら、
ダウンロードしたisoをダブルクリックし、中のmsiを実行。
image.png

image.png

image.png

C:\Program Files (x86)\Microsoft IoTの下に、「Windows IoT Core Image Helper」と「Windows Iot Core Watcher」が入るので、Helperのほうを実行。
image.png

下記のような画面がでるので、上の枠でSDカードのドライブを選択。下のBrowse枠で、SDに書き込むためのIoTCoreのイメージ「flash.ffu」を選択。
flash.ffuは下記にある。

ffuの場所
C:\Program Files (x86)\Microsoft IoT\FFU\RaspberryPi2
image.png

「FLASH」を押すと、SDへの書き込みが始まる。
image.png
書き込みが終わったら、SDの作成終了。

IoT Coreを動かす

作成したSDカードをラズパイに入れて、電源を入れる。
その前に、
・マウスをさしておく。
・キーボードをさしておく。
・HDMIモニタをさしておく。
・ネットワークに接続しておく。
 ※今回試した時は、DHCPありのルーターに、PCと一緒に接続したので、IPアドレスが自動で振られた。

電源投入後、下記のような画面になる。この後、言語の選択などを行う。
IMG_5050.JPG

初期設定が終わると、このような画面になる。
IMG_5051.JPG

接続する(ブラウザ)

SDをさしたラズパイ3がうまく動作していると、ラズパイ側のtop画面にIPアドレスが出ているので、そのIPを参考に、ブラウザで下記のように接続する。

http://[ラズパイのIPアドレス]:8080
※デフォルトのユーザー名は「administrator」、パスワードは「p@ssw0rd」
image.png

接続する(ダッシュボード)

ラズパイが起動した状態で先ほどインストールしたダッシュボードを立ち上げると、「自分のデバイス」にラズパイのIPが表示される。
image.png

サンプルコードを動かす

サンプルページからコードを持ってきて、動かしてみる。
「Clone or Download」を押して、ダウンロードする。
https://github.com/ms-iot/adafruitsample
image.png

その中の「Blinky.sln」を開く。
まず、プロジェクト名を右クリックして、プロパティを開く。
image.png

「デバッグ」を選択し、下記のように設定する。
・ターゲットデバイス:リモートコンピューター
・リモートコンピューター(IP):ラズパイのIP
・認証モード:ユニバーサル ※VS2015の頃は、これを「なし」にしないとうごかない時期があったらしい
image.png

緑矢印を押すと、ラズパイにプログラムの配置処理が始まる。
image.png
1分くらいかかる。
※初回ビルド時は、不足しているものを色々自動でインストールしてくれているから、時間がかかるっぽい。

これで、画面に配置したプログラムの画面がでれば成功。
(GPIOピンにも出力が行われている)
IMG_5052.JPG

2021/01/03 追記

VS2019からでは、リモートデバッグはできないらしい。
https://www.codeproject.com/Articles/1945985/App-Development-on-Windows-IoT-using-VS-2019
image.png
※ただ、VS2017で作成したslnだと、VS2019で起動していてもリモートデバッグができるっぽい。
VS2019で新規作成したものがダメということ?(未検証)

#参考
Windows 10 IoTの情報ページ
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/iot-core/windows-iot

サンプルプロジェクトページ
https://github.com/ms-iot/adafruitsample/blob/master/README.md
※以前はもっといろいろなサンプルがどこかにあったが、今みたらなくなっていた。

参考(追記)

ダッシュボードの「サンプルを試す」から、多数のサンプルを取ることができた。
image.png

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