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やりたいこと

以前、C#(.NET5)でサービスを作ったが、.NET6でも同じことができるんだろうとタカをくくっていたら、GUI(VisualStudio2022)のプロジェクトのテンプレートに、VisualStudio2019(.NET5)にあったワーカーサービスのテンプレートがなくなっていた。

VS2019

VS2022

どないしたらええねんとなったので調べた。

やり方

dotnet new コマンドで使える、.NETの既定のテンプレートを使用する。

前提

VisualStudio2022 / .NET6.0

手順

試しに、デスクトップに「TestSolution」フォルダを作り、さらにその中に「TestProject」フォルダを作成し、そこにWorkerのプロジェクトを作成してみることにする。

コマンドプロンプトを開いて、プロジェクトを作りたいフォルダにcdでまず移動する。
そこで、下記のコマンドを入力する。

dotnet new worker -f net6.0

そうすると、こんな感じになる。

フォルダの中には、下記のようなものができる。

この時点では、.csprojファイルはあるが、.slnファイルはない。

.csprojファイルをVisualStudio2022で開くと、いつものような感じでソリューションが開く。
この時点でもまだ.slnファイルはないが、「×」を押してVisualStudioを閉じようとしたときにソリューションを保存するか聞かれるので、そのときに保存を行うと、.slnファイルができる。

※その際にでる「名前を付けてファイルを保存」Dlgでは、デフォでは.csprojと同じ階層が表示されてる。

個人的に、.slnファイルは、

ソリューションのフォルダ
├─.xxx.sln
└─Projectのフォルダ
　├─ test.csproj
　├─ Program.cs.cs
　　・・・

みたいな感じになっててほしいので、.csprojの一個上の階層に.slnは保存する。

あとは、.NET5のときとほぼ同じ内容がプロジェクトの中にあるので、
下記のあたりに行いたい処理を書いていく。

サービスとして動かすときのメモ

やることは.NET5のときとほぼ同じだが、.NET6テンプレートだとtopレベルステートメントで書かれてたりして微妙にコードが違うので、一応program.csの編集部分をメモ。
→.NET5のときのメモ

program.cs

using TestProject;

IHost host = Host.CreateDefaultBuilder(args)
    .ConfigureServices(services =>
    {
        services.AddHostedService<Worker>();
    }).UseWindowsService()//★ここを追加
    .Build();

await host.RunAsync();

気づいたことメモ？

今回プロジェクトはdotnet newコマンド、ソリューションはVisualStudio2022で作ったが、もしかしたらソリューションをまずdotnetのコマンド(dotnet new sln？？)で作ってから、その中でdotnet newをするのが正しいやり方なのかも？(未確認)

VisualStudioばかり使ってるので、dotnetコマンド使い慣れてない...

追記：VS2022でもWorkerサービスのテンプレートが使えた

VisualStudioInstallerで、「ASP.NETとWeb開発の必須コンポーネント」というのをインストールしたら、VisualStudio2022のテンプレート選択の中に「ワーカーサービス」が出てきた。

プロジェクトのテンプレートは、インストールされると
C:\Program Files\Microsoft Visual Studio\2022\Community\Common7\IDE\ProjectTemplatesの中に入るようで、今回のワーカーサービスは、上のをインストールすると下記に入った。

C:\Program Files\Microsoft Visual Studio\2022\Community\Common7\IDE\ProjectTemplates\CSharp\Web\1033

置き場所のフォルダからすると、ワーカーサービスは、「Web開発」向けの様子。知らなかった。(Webサーバーとかを作るために使われるから？？)

参考

dotnet new コマンドで使うworkerテンプレート

ターゲットバージョンの指定方法

英語の記事

.NET5でサービス作ったときのじぶんのメモ

テンプレートの保存場所

Workerのテンプレートをインストールできたきっかけの記事