概要
WordPressに対してモダンな処理を追加するtyperocketなるプラグインを見つけたため有料機能になりますが、購入して試してみました。
typerocketを継承したプラグインを作成する
typerocketをインストールして初期設定をするとGalaxy コマンドが利用できるようになります。
プラグインの雛形を作成します。
php galaxy make:plugin MyPluginName "My Plugin"
作成されたプラグインをインストールするとwp_optionsに対して値を保存する簡単なプラグインが作成されます。(BasePluginというクラスを継承しています)
マイグレーションファイルを作成する
マイグレーション機能をつける事もできます。laravelのようにphpでマイグレーションファイルを作成することもできるようですが、デフォルトはsql
php galaxy_my_plugin make:migration add_my_custom_table
1694948655.add_my_custom_table.sql
-- Description: For reusable page builder components
-- >>> Up >>>
CREATE TABLE `{!!prefix!!}my_custom_tables` (
id bigint(20) unsigned NOT NULL auto_increment,
name varchar(191) NOT NULL default '',
value longtext NOT NULL,
PRIMARY KEY (id),
UNIQUE KEY name (name)
);
-- >>> Down >>>
DROP TABLE IF EXISTS `{!!prefix!!}my_custom_tables`;
モデルを作成する
laravelのようにリレーションも貼れるようです。
php galaxy_my_plugin make:model base my_custom_table
感想
無料版ではプラグイン作成機能が使えないのが残念です。
有料版を購入すれば、独自機能の開発が高速化するのは間違いなさそう。
(買い切りライセンスなら良かった...)
以前は似たようなプラグインで「wp-mvc」がありましたが、メンテナンスが止まっていそうなので、今後使うならtyperocketかなと思います。
他にもWordPressに対してMVCを追加するプロジェクトなどがありますが、ディレクトリが独自になったりする