概要
WordPress以外に良いcms無いかなと思って探す事がたまにあります。
craftcmsは有償のcmsな分？ドキュメントがしっかり書かれており、プラグイン機能もあるのでcmsの良いところを取り込みながら、モダンな開発ができるのでは？と思って触ってみました。
※プラグイン機能もcomposerで管理している
craft cmsセットアップ
ddevからインストールする事を推奨しているようですが、直接zipからのダウンロードもできるようなので、今回はzipからセットアップします。
解凍したzipを環境にアップしたらコマンドを打ちます。
対話形式で色々聞いてくるので、設定します。
終了するとインストール完了です。
php craft setup
プラグインの作成
プラグインの雛形作成コマンドが無いか調べたところ外部ライブラリとして提供しているようです。
composer require craftcms/generator --dev
composerからインストールしますと、どうやらzipからダウンロードしたcraft cmsのバージョンが古いためエラーが出てインストール出来ないと怒られたので、アップデートします。
コマンドからアップデートでも良いのですが、管理画面からでもcomposerで管理しているcraftcmsのバージョンをアップデートできるようなので管理画面からアップデートします。
※スクショは最新バージョンにアップデート済み
ユーティリティ→アップデート
雛形作成コマンドを試す
インストールできるようになったので「composer require craftcms/generator --dev」を実行します。
雛形作成コマンドを実行します。対話形式で聞かれているので、設定します。
php craft make plugin
設定が終わると、composerからインストールして有効化してねと出るのでコマンドを打つとインストールされます。
composer require 作成者/プラグイン名
php craft plugin/install _プラグイン名
有効化は「php craft plugin/install」だが管理画面からでも行える。
有効化すると空白の設定ページのviewができる。(twig)
多分プラグインインストール時にmigrationsを定義して独自のテーブルなどを作成できると思いますが、まだ調べきれてない。
感想
完全に独自のシステムを使うならlaravel backpackが良いですが、
未だにWordPress オープンソースと聞くと不安になるお客様も多いと思うので、cms機能も使ってモダン技術で開発したいならcraftcmsはありかなと思いました。
というかWordPressみたいにプラグインインストールしなくても基本機能だけで色々できそうな感じはします。