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VM環境でWindowsServer2022にプリザンターをインストールする

Last updated at Posted at 2023-05-17

はじめに

サポートの対応でVM環境を使うのですが、VM環境のWindowsServer2022にプリザンターをインストールすることがありました。今回は一つのサーバー状にアプリを複数入れる方法を学びましたので、記載します。今回使うサーバーは「IIS」です。そして、アプリは「プリザンター」です。つたない内容ですが、ご容赦ください。また、今回は一連の流れを記載するので、関係ない箇所は途中省略して読んでください。

WindowsServer2022を作成する

VM環境にWindowsServer2022を作成する

  1. 左ペインの「仮想マシン」を右クリックし、「仮想マシンの作成/登録」をクリックします。
  2. 名前とゲスト OS の選択画面で「名前」「ゲストOSファミリ」「ゲストOSのバージョン」を選択します。
    • ゲストOSファミリ:Windows
    • ゲストOSのバージョン:WindowsServer2022等
  3. 設定のカスタマイズ画面では、「メモリ」を4096MBに、「ハードディスク1」を32GBに設定します。
  4. さらに、「CD/DVD ドライブ1」をデータストアISOファイルに変更し、「CD/DVDメディア」をWindowsServer2022を選択します。
  5. 設定の確認をして完了をクリックします。

Windows環境のセットアップ

  1. Microsoft サーバー オペレーティング システムのセットアップをアクティブ化する画面ではプロダクトキーはありませんをクリックします。
  2. インストールするオペレーティングシステムを選んでください画面ではオペレーティングシステムを任意のものに選択肢次へをクリックします。
    • オペレーディングシステム:Windows Server 2022 Standard(デスクトップ エクスペリエンス)
  3. インストールの種類を選んでください画面にて、カスタム:Microsoft Server オペレーティングシステムのみをインストールする(詳細設定)と選択します。
  4. インストールされるのを待ちます。
  5. パスワードを設定するように要求されるので入力します。
    • パスワードはログインするためのパスワードなので、今後使います。

リモートデスクトップから接続する

  1. VM環境の設定画面で「remote」と検索し、「リモート デスクトップの設定」をクリックします。
  2. 「リモートデスクトップを有効にする」をオンにします。
  3. 設定の「システム > 詳細情報」の「デバイスの仕様」にある「デバイス名」を実機のテキストエディタ等に記録します。
  4. VM環境のコントロールパネルの「ユーザーアカウント > ユーザーアカウント」の画面に表示される「アカウント名」も実機のテキストエディタに記録します。
  5. VM環境のコマンドプロンプトを開き「ipconfig」コマンドを実行し、表示された「IPv4アドレス」を実機のテキストエディタに記録します。
  6. 実機のリモートデスクトップを起動し、「オプションの詳細」からこれまでの手順で記録した内容をコピペしていきます。
    • コンピューター:「IPv4アドレス」
    • ユーザー名:「「デバイス名」¥「アカウント名」」
  7. 上記記入が完了したら、接続をクリックします。
  8. パスワードを要求されるため、上記で設定したパスワードを入力して、OKをクリックします。
  9. 証明書が~というような表示が出ますが、無視して先に進みます。

WindowsServer2022にプリザンターをインストールする

こちらでご紹介するユーザーマニュアルの大本は下記になります。

Windowsの機能の有効化

下記ユーザーマニュアルを参考にしてください。

SQL Server 2019 Expressのインストール及び設定

下記ユーザーマニュアルを参考にしてください。

SQL Server Management Studioのインストール

下記ユーザーマニュアルを参考にしてください。

プリザンターをWindowsにインストールする

下記ユーザーマニュアルを参考にしてください。

プリザンターを2つ配置する

下記ユーザーマニュアルの「プリザンターのセットアップ」を参考に「IISのセットアップ」まで実施します。

上記ユーザーマニュアルの「IISのセットアップ」以降は下記手順で対応します。

  1. Implem.Pleasanter配下にある「web.config」を開き、「header > add」タグ内の「name」をデフォルトから重複しない任意の値に変更します。
  2. 同ファイルの内容に下記内容を転記します。
    下記参考。※これをやらないとPUTメソッドが拒否されてしまいます。
    https://qiita.com/sugasaki/items/15481e713f08365fb5b8
    <system.webServer>
    <modules>
    <remove name="WebDAVModule" />
    </modules>
    <handlers>
    <remove name="WebDAV" />
    </handlers>
    </system.webServer>
    
  3. 下記を参考に「C:\Windows\System32\inetsrv\config」配下にある「applicationHost.config」ファイルを修正します。
    https://www.projectgroup.info/tips/Windows/iis_0005.html
  4. 「IIS」の左ペインにある「アプリケーションプール」を右クリックし、「アプリケーションプールの追加」を選択します。
  5. アプリケーションプールの編集画面では、上記ユーザーマニュアルと同じ設定をする。
    名前は重複しない任意の名前にします。
  6. 左ペインの「Default Web Site」を右クリックし、「アプリケーションの追加」をクリックします。
  7. アプリケーションの追加画面では、重複しない任意のエイリアス(アプリケーション名)と物理パス(2つ目のプリザンター)を指定します。
    物理パスには上記ユーザーマニュアルのようにImplem.Pleasaanterフォルダまで含めて指定すること
  8. 作成したアプリケーションをクリックし、右ペインにある「詳細設定」をクリックし、「アプリケーションプール」を先ほど作成したアプリケーションプールを選択します。
  9. 「IIS」を再起動します。

さいごに

今回の記事を参考にVM環境のサーバーにプリザンターを2つ配置することはできましたでしょうか。今回の記事では、同じブラウザで2環境のプリザンターを起動することはできません。そのため、この対応をゆくゆくはしなくてはいけません。こちらの対応に関しては、知識がないため今のところどこから手を付けてよいかわかりませんが、わかる方がいらっしゃいましたらアドバイスいただけると嬉しいです。まだまだ、できないことが多いということはさらに成長できるということですね!色々な領域で仕事ができるエンジニアになるために頑張ります!

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