はじめに
プリザンターは動作スピードがとても早く、タイムラグによるストレスがないという点においても、とても魅力的な製品です。しかし、そんなプリザンターですが、動作が重い(パフォーマンスが悪い)時があります。そんな時の原因の調査方法をご紹介します。
前提
本記事ではプリザンターの処理速度が遅いと思った際の調査方法をご紹介しますが、原因の特定を目的としたものではありません。本記事では、あくまで「原因と考えられる」事象を推測するための方法です。
原因と考えられる事象を発見する方法
前提
まずは、「Syslog」が見られる環境である必要があります。そして、「Syslog」に設定されている列ごとの意味を理解する必要があります。こちらに関しては下記のユーザマニュアルをご参照ください。
FAQ:操作ログ(SysLogsテーブル)の内容について
なお、本記事で理解する必要がある項目は「Elapsed」です。
結論
上記でご紹介した「Elapsed」にはサーバサイドで1リクエスト当たりに必要とした時間(ミリ秒)が記録されます。つまり、「Elapsed」列の値が大きい処理が原因と考えられます。ただこちらは上記にもあるように「原因と考えられる」だけであり、原因の特定をすることはできません。
方法
- まずは「Syslog」テーブルのデータをコピーします(この時、カラム名も含めてコピーしてください)。
- スプレッドの左上を右クリックします。
- キャプチャのように「ヘッダー付きでコピー」をクリックします。
はじめに
プリザンターは動作スピードがとても早く、タイムラグによるストレスがないという点においても、とても魅力的な製品です。しかし、そんなプリザンターですが、動作が重い(パフォーマンスが悪い)時があります。そんな時の原因の調査方法をご紹介します。
前提
本記事ではプリザンターの処理速度が遅いと思った際の調査方法をご紹介しますが、原因の特定を目的としたものではありません。本記事では、あくまで「原因と考えられる」事象を推測するための方法です。
原因と考えられる事象を発見する方法
前提
まずは、「Syslog」が見られる環境である必要があります。そして、「Syslog」に設定されている列ごとの意味を理解する必要があります。こちらに関しては下記のユーザマニュアルをご参照ください。
FAQ:操作ログ(SysLogsテーブル)の内容について
なお、本記事で理解する必要がある項目は「Elapsed」です。
結論
上記でご紹介した「Elapsed」にはサーバサイドで1リクエスト当たりに必要とした時間(ミリ秒)が記録されます。つまり、「Elapsed」列の値が大きい処理が原因と考えられます。ただこちらは上記にもあるように「原因と考えられる」だけであり、原因の特定をすることはできません。
方法
- 「Syslog」テーブルのデータをコピーします(この時、カラム名も含めてコピーしてください)。
- Excel(A1)に上記コピーした内容を貼り付けます。
- A列(CreatedTime)の書式を「YYYY/MM/DD HH:MM:SS」に変更します。
- A列を選択し、右クリックします。
- 「セルの書式設定」をクリックします。
- 「分類」の「時刻」を選択し、「YYYY/MM/DD HH:MM」を選択します。
- 「分類」の「ユーザー定義」を選択し、「yyyy/m/d h:mm;@」を「yyyy/m/d h
ss;@」に変更します。
- 「OK」をクリックします。
- 「ホーム」タブの「編集」にある「並べ替えとフィルター」をクリックします。
- 「フィルター」をクリックします。
- 「Elapsed」の右下「▼」をクリックし、「数値フィルター > トップテン」をクリックします。
- 数値を「10」から任意の数値に変更します。
- 「Elapsed」の右下「▼」をクリックし、「降順」を選択します。
- P列(Elapsed)を選択し、「ホーム」タブの「スタイル」にある「条件付き書式」をクリックします。
- 「データバー」をクリックし、好みのスタイルを選択します。
表の見方
表は「Elapsed」の降順になっているため、先頭行には処理のもっとも時間のかかっているリクエストが表示されています。そのため、先頭行はとくにパフォーマンスを悪化させている要因だと考えられます。