本記事では、ITIL4foundationに2週間で合格した勉強法を紹介する。
著者のスペック
試験の計画を立てる際、本記事のような資格対策系の記事は参考にされると考えた。
しかし、試験に合格するまでの時間は試験受講前の人間のスペックに大きく左右される。
したがって、本記事でも著者のスペックを紹介したいと思う。
- 偏差値50前後の現代社会学専攻
- IT業界(SES)で営業として1年の勤務経験
- 基本情報技術者試験に落ちた経験あり←更新
学習期間
- 学習期間は8月17日から9月3日の17日間
- 総学習時間は17時間程度
2週間弱で試験に合格する4つのステップ
ここからは、試験に合格した勉強法を4つのステップに分けて説明する。
1 全体像を抑える
いきなり詳細情報に触れると理解に苦しむため、まずは全体像を掴むことを推奨する。
私が全体像を掴むために参照したのは「ITILはじめの一歩」という書籍である。
参考書で全体像を掴むのも良いが、難解に書かれていることが多い。そのため、上記で推奨した簡単に書かれた本を読むと良い。
なお、ステップ1では用語を暗記する必要はないことは強調しておきたい。
2 過去問を1回解く
全体像を掴んだ後は過去問に取り掛かってほしい。
何をどの粒度で暗記する必要があるかを知るのが目的である。
したがって、点数が取れなくてもへこむ必要はない。ちなみに筆者の初回の得点は4割未満であった。
使用した過去問
過去問は「IT Service Management教科書 ITIL 4ファンデーション」の過去問を使用した。
巷で有名なクラムメディアを利用する手もあったが、高価であるのと解説がないため今回は使用はしていない。
3 参考書を読む
ステップ3でようやく参考書が登場する。
ここにいる頃には、過去問が頭の中にある状態なので、参考書を読み進めると「この単語の定義が過去問で問われていたからしっかり覚えよう」といった具合にインプットができるため非常に効果的である。
また、ここで参考書を読む理由は、情報をつなぎ合わせるという意味合いもある。
過去問を解いて感じた方もいるかもしれないが、一問一問が詳細情報であるため頭の中で情報が散乱になってしまいがちである。
そこで体系的にまとまった参考書を読むことで、バラバラな情報をまとめることができて理解度がより深まる。
4 過去問で80%を取れるまで周回する
参考書を読み情報を繋ぎ合わせたら、80%を取れるまで過去問に取り組む。
ステップ3を踏んでいることで、過去問を解くときの理解度が倍増していると感じているはずだ。
おわりに
以上がITILを合格するために取り組んだ勉強法である。是非、参考にしてほしい。