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Nucleo-F446RE端子について

Last updated at Posted at 2025-01-05

はじめに

 NHK高専ロボコンが終わり、一関高専機械技術部1,2年生は交流ロボコン2025に参加することとなりました。
そこで使用する制御基板を作成したときの備忘録です。

F446REについて

 STM32-Nucleoボードの一つであるF446RE。STマイクロエレクトロニクスが販売しているArm社のCortexという32bitのマイコンです。

 ロボット制御で使用するにあたってserialや、PWMとして使うピンを決めます。
まずはユーザーマニュアル「6.9 Solder bridges」などを踏まえて、使用する際に操作が必要なピンをまとめました。

ユーザーマニュアル↓

https://www.st.com/resource/en/user_manual/um1724-stm32-nucleo64-boards-mb1136-stmicroelectronics.pdf

参考にさせていただいたサイト↓

https://keiorogiken.wordpress.com/2018/12/08/nucleo-f446re/

Pin デフォルト GPIOとして使うときの操作
PC14, PC15 外部素子と接続 SB48, SB49をON. R34, R36をOFF
PC13 B1 push buttonと接続 SB17をOFF
(B1 push buttonが使えなくなる).
PA5 Green user LED LD2と接続 SB21をOFF.
(OFFにしなくてもGPIOとしては使用できるがLチカする)
PA2, PA3 STM32F103CBとUSARTで接続 SB13, SB14をoff. SB32, SB63をON.
(Mbedで開発するなら使わないほうが良いらしい)
PB3 TRACESWO機能,
その他機能に接続
GPIOやPWM出力に使えるが、混乱を避けるため使わないほうが良い
PH0, PH1 クロック入力に使用 PH_1はGPIOとして使用可。
両方使うにはSB54, SB55をON. SB16, SB50をOFF
PA13, PA14 morphoコネクタ,
SWDに接続
デバッグで使用されるため、使用は避けるべき

 ざっと書きましたがここにあるものを注意して作り、実験したところ、筆者は問題なく動作しました。

おわりに

 今回は、Nucleo-F446REを使用する際のピンについてまとめました。
このように他のマイコンでも注意点があるので面倒くさがらず、調べたり、ユーザーマニュアルを読んだりして、しっかり動く基板作成を頑張っていきましょう。


 一関高専機械技術部ではJLCPCBのスポンサーシップに参加させて頂きました。
JLCPCBは、基盤制作、部品実装、3Dプリントなどのサービスを提供している会社です。

jlcpcb.png

JLCPCBホームページ
https://jlcpcb.com/jp

スポンサーシップ
https://jlcpcb.com/help/article/152-how-to-apply-for-free-pcb

 JLCPCBさんには毎度、作成した基板の代金を割り引いていただいております。この場を借りてお礼申し上げます。

 最後まで読んでいただきありがとうございます。

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