Windows修復記#2
あらすじ
バックアップが遅いのはファイルの形式とか、数が多いからっぽい。ただあそこまで遅いのはどうなんだ。
さて、途中でubuntuも壊れたりして大変だったけれど、なんやかんやあってWindowsが復活しました。
対応録
解決へ
前回は特にほかの方法を模索せずにバックアップに全力を挙げていたのですが、改めて状況を整理すると、
- Windowsのパーティションは健在
- 起動時のGRUBメニューにおけるWindowsのエントリがMemory testに上書きされていた
はい、これを忘れていましたよね。Windowsのブート情報探して、GRUBに反映できないか試しましょう
これを最初に試すべきだった
sudo os-prober
sudo update-grub
実行。
一行目のほうで、WindowsBootManagerが検知できた。壊れていなかったようだ。
二行目、なぜかFoundしない。
Warning: os-prober will not be executed to detect other bootable partitions.
Check GRUB_DISABLE_OS_PROBER documentation entry.
これは...覚えがあるぞ
設定ファイルを編集する。
sudo nano /etc/default/grub
これで開いたところから、GRUB_DISABLE_OS_PROBER
の行を探す。
#GRUB_DISABLE_OS_PROBER=false
あった。コメントアウトしてる。はずしてfalse
になっていることを確認して閉じる。
Ctrl+O
で保存Enter
で決定、Ctrl+X
で終了する。
sudo update-grub
を再び実行。
Found Windows Boot Manager on /(存在するディレクトリ名)
の行があることを確認。これでWindowsの起動情報がGRUBに追加できた。
このまま再起動すれば、Windowsが起動できるようになったはず。
...開いた。これにてWindowsが起動しなくなった件は解決。
反省
はい、今回の原因について、
GRUB_DISABLE_OS_PROBER=false
これがコメントアウトされていたのが原因ということになる。
これによって、GRUBがほかのOSを探す設定が無効に(os-prober
が動かなく)なって、Windowsが検知されていなかったというオチだ。
なぜおこったのか
これはちゃんと自分のせい。
最近ubuntuが壊れがちで、GRUBまわりをいじっていたので、そのせい。
素人が下手にいじらないほうがいいと学んだ。
ただ最初のSSDがnanになった原因は不明のままである。接続不良が有力。
総括
とはいえ今回の件は非常に勉強になった。Windowsの消失という重大インシデントは心労がたまったが、これを解決するために非常に多くの知識を身につけられた(?)。
学習を進めて、次はほかの原因であったとしても迅速に解決できるようになろうと思案した。