EmacsはUnixを始めてからずっと(20年くらい)使っている。
自分が特に便利と思うのは、コマンドライン編集との親和性が高いこと。
以下、コマンドライン編集とEmacsのキーバインドについてまとめてみた。
"C-v"と書いた時はコントロールキー(Ctrl)を押しながらvキーを押す
ことを意味するとする。
説明はコマンドライン編集の挙動を書いている。
1) C-a カーソルを行頭に移動
2) C-b カーソルを一文字戻す
3) C-e カーソルを行末に移動
4) C-f カーソルを一文字進める(既に行末にある場合は何もしない)
5) C-h カーソル左の一文字を削除
6) C-k カーソルから行末まで(カーソル位置を含む)を削除
7) C-m リターンキー
8) C-n コマンドヒストリを戻る(最近のヒストリであれば何もしない)
9) C-p コマンドヒストリを遡る
10) C-@,C-w C-@とC-wで指定した文字範囲を切り取る
11) C-y 6)や10)で切り取った範囲をペーストする
どうだろう。殆どEmacsのキーバインドとクリソツではないか。
なのでEmacsに習熟するとことは即ちコマンドライン編集に
習熟していることと同義であることがお分かり頂けると思う。
ちょっとしたワンライナーなコマンドの編集などで役に立つと思う。
というわけでEmacsサイコーである。(これが言いたかった)