目的
AWSでWEBサーバー、DBサーバーを作成する。
個人的にAWSを試してみるために行った作業手順をまとめた記事になります。
はじめに
AWSのアカウントを作成する。
https://portal.aws.amazon.com/billing/signup#/start
ネットワークの構築
VPCを作成する。
AWSマネジメントコンソールからVPCをクリックし、VPCの作成ページに移動し、
vps-sampleというVPCを作成する。
VPC作成をクリックすると下記の様なページが表示されるので、それぞれの項目を入力する。
(画像は入力後)
subnetを作成する。
publicSubnetを作成する。
インターネットにつながる設定のサブネット。WEBサーバーなど外部からアクセスがある場合に使う。
サブネットのページより作成をクリック。
名前:public-subnet-sample-1a
VPC:vpc-sample
アベイラビリティーゾーン:ap-northeast-1a
IPv4 CIDR ブロック:10.0.10.0/24
privateSubnetを作成する。
上記と同様にして、名前:private-subnet-sample-1aを作成する。
下記だけ変更しておく。
IPv4 CIDR ブロック:10.0.20.0/24
ルーティングを作成する。
作成したpublic-subnet-sample-1aからインターネットに接続できる様に設定する。
インターネットゲートウェイを作成する。
インターネットゲートウェイからインターネットゲートウェイを作成をクリックし作成する。
名前:igw-sample
インターネットゲートウェイをVPCにアタッチする。
作成したvpc-sampleを選択しアタッチする。
ルートテーブルを作成
ルートテーブルをクリックし、ルートテーブル作成をクリックする。
作成画面が表示されるので、作成したvpc-sampleを選択し作成。
subnetを関連づける。
作成したルートテーブルを選択すると、下に詳細が表示されるので
サブネットを関連づけるを選択し、サブネットの関連付けを編集をクリックして、public-subnet-sample-1aを選択する。
ルートの編集を行う。
サブネットを関連づけるの隣にあるルートをクリックし、ルートの編集をクリックする。
送信先に「0.0.0.0/0」を入力し、ターゲットには、先ほど作成した、インターネットゲートウェイを選択する。
作成したVPC上にサーバーを設置する。
EC2インスタンス
EC2インスタンスはWebサーバーとして使用できる仮想サーバー。
EC2のインスタンスを作成し、必要なものをインストールしていく。
EC2インスタンスを作成する。
AMIを選択する。
今回は無料枠で使えるAMI(Amazonが提供しているテンプレートの様なもの)を選択。
インスタンスタイプを選択する。
こちらも無料枠であるt2.microを選択する。
詳細設定
VPCは作成したvpc-sampleを選択し、サブネットはpublic-subnet-sample-1aを選択する。
privateに設置してしまうと外部からアクセスできなくなる。
インターネットインターフェイスでは、プライベートipの設定ができる。
サブネットのIPを10.0.10.0/16にしたので、10.0.10.10を設定しておく。
ストレージを選択する。
デフォルトの設定のまま進める。(汎用SSD)
セキュリティグループを作成する。
セキュリティグループのページを開き、セキュリティーグループを作成をクリックする。
キーペアを選択し、インスタンスを作成する。
キーペアは、サーバーにアクセスするために必要。こちらは、なくすと作り直す必要があるので注意する。
まとめ
これで、一旦WEBサーバーのインスタンスの作成は完了しました。
作成したEC2インスタンスには、apacheやnginxや、PHPなどを入れていけばWEBサーバーとして稼働できます。(>> PHPの環境構築はこちら)
RDSなどデータベースを使用しない場合はここまでやれば完了です。