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【WordPress】Dockerでメールを確認できる環境を構築する

Last updated at Posted at 2022-03-13

はじめに

タイトルのとおりです。
WordPressでメールを確認できる環境をDocker構築します。

VSCodeでデバッグできる環境を作る記事も書いてますので、こちらも参考にしてください。

各ファイルの準備

下記のディレクトリ構成でファイルを用意してください。

ディレクトリ

public_html(<- プロジェクトのフォルダ名です。なんでも良いです。)
├── docker-compose.yml
└── (WordPressプロジェクトはこの階層に入ります。)

すでにWordPressを開設していて、自身のファイルを利用したいという方は、public_htmlの配下にwp-adminwp-contentが来るように配置していただければ大丈夫です。
下記で紹介するdocker-compose.ymlで、ホストのファイルをコンテナ側にマウントするように設定しているからです。

docker-compose.yml

version: '3'

services:
  db:
    image: mysql:5.7
    ports:
      - "3306:3306"
    environment:
      MYSQL_ROOT_PASSWORD: wordpress
      MYSQL_DATABASE: wordpress
      MYSQL_USER: wordpress
      MYSQL_PASSWORD: wordpress
    volumes:
      - db_data:/var/lib/mysql
  wordpress:
    depends_on:
      - db
    image: wordpress:latest
    ports:
      - "8000:80"
    environment:
      WORDPRESS_DB_HOST: db:3306
      WORDPRESS_DB_USER: wordpress
      WORDPRESS_DB_PASSWORD: wordpress
      WORDPRESS_DB_NAME: wordpress
    volumes:
      - .:/var/www/html
  mailcatcher:
    image: schickling/mailcatcher
    ports:
      - "1080:1080"
      - "1025:1025"

volumes:
  db_data:

dbコンテナとwordpressコンテナに関してはほとんどデフォルトのままです。重要なのはmailcatcherコンテナになります。docker側の設定はこれだけなのですが、設定画面でSMTPの設定をする必要があります。

SMTPの設定

  1. コンテナ起動。public_html階層でdocker-compose up -d --build

  2. http://localhost:8000/wp-login.phpにアクセスして、適当な情報を入力して管理者としてログインします。]

  3. プラグインからSMTP情報を簡単に設定できるプラグインをインストールします。今回はWP Mail SMTP by WPFormsを使用します(鳥のマークのやつです)。
    スクリーンショット 2022-03-13 18.24.46.png

  4. このプラグインを有効化するとサイドバーの下の方に、WP Mail SMTPと表示されるので、こちらをクリックして設定を進めます。
    スクリーンショット 2022-03-13 18.28.13.png

  5. 設定ウィザードを起動します。
    スクリーンショット 2022-03-13 18.31.11.png

  6. (ステップ1の6)その他のSMTPを選択します。
    スクリーンショット 2022-03-13 18.34.07.png

  7. (ステップ2の6)下記のように設定します。

  • SMTPホスト:mailcatcher(docker-composeで設定したコンテナ名)
  • SMTPポート:1025(docker-composeで設定した値)
  • その他:任意→説明を読んで適宜設定してください。特に必要がなければデフォルトのままで大丈夫です。
    スクリーンショット 2022-03-13 18.35.24.png

8.(ステップ3~6の6)デフォルトの内容のまま進めます。ステップ6の6でメール送信テストを行うので、ここで成功することを確認できます。

参考

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