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a-blog cmsでのウェブサイト公開時に確認しておきたい「チェックリスト」ページ

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※このページは「a-blog cms Advent Calendar 2017」6日目のエントリとなります。
※このページではa-blog cms Ver.2.7.20 での機能を解説しています。

今回は、直接的な制作に関する内容ではなく、公開前の確認に便利な「チェックリスト」ページのご紹介です。
ウェブサイト制作の最終段階である公開前のチェックは、各制作者さんそれぞれがチェックリストなどに照らしてご確認いただいているのではないかと思いますが、そういったチェックの助けとなる機能が「チェックリスト」ページです。

チェックリストページ.png

#見落としがちな情報は公開前に「チェックリスト」で確認!
チェックリストページでは管理上の情報がまとめて確認できるため、公開前のチェックもまとめて行えます。
制作中の場合は設定上問題ありませんが、公開時にはこの状態ではいけないのではないか、という項目は背景が赤系になるなど、見やすい処理もされています。それでは、チェックリストページの各項目を確認していきましょう。

##ライセンス・バージョン情報
ここでは、正式公開に当たって正しいライセンスが適用できているかを確認できます。ライセンス種別やドメイン、ユーザー数などのオプションが正しいものになっているかをチェックしておきましょう。
ライセンス情報.png

##動作モード
デバッグモードは、ONの場合に各種エラーメッサージや、インクルード先のパスがコメントで表示されるようになります。開発中は便利な機能ですが、キャッシュを使用しないこと、warningなどのメッセージも表示されてしまうことから、公開時にはOFFにしておきましょう。
OFFにする場合は config.server.php の define('DEBUG_MODE', 1); の1を0に変更します。

define('DEBUG_MODE', 1);

動作モード.png

ベンチマークモードは、モジュールの処理にかかる時間をはじめ、表示・処理パフォーマンスに関わる情報を、ページ下部に出力する機能です。こちらも公開時にはOFFにしておきましょう。
OFFにする場合は config.server.php の define('BENCHMARK_MODE', 1); の1を0に変更します。

define('BENCHMARK_MODE', 1);

画像エンジンはGDまたはImageMagickとなりますが、ここは公開に当たっては問題になる部分ではありません。

##サーバー環境情報
ここにはa-blog cmsではなく、動作させているサーバに関する情報が表示されています。インストールができていれば大きな問題はありませんが、1つのエントリに多くのユニットや、大きな画像を登録することができないような場合には確認が必要です。
これらはa-blog cmsではなくサーバ上のhtaccessやphp.iniによって設定を変更します。詳しくはa-blog cms Developersブログ「画像が一定数枚までしかアップロードできない場合の対処法」をご確認ください。
サーバー環境情報.png

##キャッシュ・アクセスログ
コンテンツによってはブログ単位でキャッシュをOFFにしたいということがあるかもしれません。ここで適切なキャッシュの利用にできているかをチェックしましょう。制作時に確認のためキャッシュを使わない設定にしたままになっている場合もあります。
アクセスログは通常POST動作のみを記録するようになっています。すべての動作を記録したり、記録を止める、保存期間を変えるなどは コンフィグ > 機能設定 から可能です。行の右端「編集」ボタンで直接この機能設定ページへ移動できます。
キャッシュ・アクセスログ.png

##フォーム(一般宛・管理者宛)
フォームの宛先が、テスト用のものになっていないかをチェックしておきましょう。
宛先は コンフィグ > 機能設定 から変更できます。また、行の右端「編集」ボタンで直接このフォームIDの設定ページへ移動できます。

##コンフィグ検索
ここではデータベースのconfigテーブルを検索します。
通常、テストで登録したエントリは「エントリー管理」でキーワードフィルターを使って「テスト」などをエントリの全文から探して削除というような形で発見・対応していくこともあるかと思いますが、エントリ以外(例えばバナー)のモジュールを使ったものについては検索することができません。
このような場合には「コンフィグ検索」を使用して確認していきましょう。


この他にもチェックが必要な内容はあるかと思いますが、チェックリストページでの確認は便利に使っていただけるのではないでしょうか。
せっかく作ったウェブサイト、最後にしっかりチェックして公開に備えてみてくださいね。

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