自分用のメモに、paiza(パイザ)でよく使う入力・出力パターンをまとめました。
言語は現在学習中のPython3です。
paizaとは?
paizaラーニングとは、オンラインでプログラミング入門学習ができるサービスです。PCとネット環境さえあれば、環境構築不要でさまざまな言語を学ぶことができます。
詳しくは paiza公式サイト をご確認ください。
環境
Python 3.11.5
前提
paizaの課題では、自動で入力される値に対してプログラミング処理を施し、出力するのが基本になります。
主に処理するのは数字のため、本記事は整数の入力・出力を取り扱います。
入力パターン
主な入力パターンは、大きく分けて3つです。
- 値単体を入力
- 半角スペースで区切られた値を複数入力
- 個別の変数に登録したい場合
- リスト化したい場合
- 改行で区切られた値を複数入力
それぞれのコードは下記の通りです。
1. 値単体を入力
n = int(input())
# 入力: 1
# => n = 1
2. 半角スペースで区切られた値を複数入力
個別の変数に登録したい場合
N, M, K = map(int, input().split())
# 入力: 1 2 3
# => N = 1
# M = 2
# K = 3
直接関係のない複数の値が入力されるときに使用します。
リスト化したい場合
l = list(map(int, input().split()))
# 入力: 1 2 3
# => l = [1, 2, 3]
A_1, A_2..A_Nといった連続する値が入力される時に使用します。
このパターンですと要素数は別途用意されていることが多いのですが、そのためだけにループ処理を入れると行がかさんでしまうので、私はリスト化しています。
3. 改行で区切られた値を複数入力
n = int(input()) # 行数
l = [] # 空のリスト
for i in range(n):
l.append(int(input())) # 入力された値をリストに追加
# 入力: 1
# 2
# 3
# => l = [1, 2, 3]
改行区切りで入力される場合、その行数は必ず入力されますので、for文を使ってリスト化します。
.append()
は引数の値をリストに追加するという意味です。
出力パターン
主な出力パターンは、以下の4つです。
- 値単体を出力
- 半角スペース区切りで複数の値を出力
- 改行区切りで複数の値を出力
- 半角スペース区切りで、複数行出力
それぞれのコードは下記の通りです。
1. 値単体を出力
result = 100
print(result)
# => 100
2. 半角スペース区切りで複数の値を出力
result = [1, 2, 3]
print(*result)
# => 1 2 3
リストの前に*
をつけると、半角スペース区切りで出力できます。
3. 改行区切りで複数の値を出力
result_list = [1, 2, 3]
for result in result_list:
print(result)
# => 1
# 2
# 3
処理の段階で、出力したい値をリストに登録します。
for 変数 in リスト:
とすることで、配列の中身を個々に変数
内へ格納できるので、順番に出力します。
4. 半角スペース区切りで、複数行出力
result_list = [[1, 2, 3],[4, 5, 6],[7, 8, 9]]
for result in result_list:
print(*result)
# => 1 2 3
# 4 5 6
# 7 8 9
2と3の応用です。
事前に、改行したい位置で二次配列を生成します。
それをfor文で一行ずつ取り出し、半角スペース区切りで出力します。
記事をまとめた経緯
書くたびに調べるのが面倒だったので、自分がよく使っているものだけまとめました。
できれば配列関係もまとめたい(願望)
参考
などなど