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宅配ボックスに荷物がはいったかどうかを、LINEに通知するセンサーを実運用してみた

Last updated at Posted at 2024-08-28

はじめに

最近、ネットショッピングの利用が増え、自宅の宅配ボックスを活用する機会が多くなりました。しかし、いつ荷物が届いたのかをリアルタイムで知るために、何か工夫ができないかと考えました。そこで、宅配ボックスに荷物が入ったかどうかを検知し、LINEに通知するセンサーを自作して実運用してみました。本記事では、その作成過程や実運用での工夫について紹介します。

使用した部品

  • Atom S3 Lite
    Wi-Fi搭載のマイコンで、小型かつ低消費電力。
  • HC-ST04 超音波センサー
    安価で距離を測定するために使用。これを使って、宅配ボックス内に物があるかどうかを検知します。
  • ケーブルグランド
  • タカチの防水ボックス

回路

以下に、センサーの接続方法を示す概略の回路図を載せます。
HC-SR04を接続してレベル変換しただけです。

circuit.png

IMG_1590.JPG

電源は偶然にも門扉に設置していた電灯から12Vが取得出来たため、それを利用しています。

ソフトウェア

ソースコードはGitHubで公開しています。詳しいコードについては、こちらを参照してください。

実際の設置

設置の際には、防水対策や見た目をすっきりさせるためのケーブルの引き回しが特に大変でした。以下の写真は、実際の設置時の様子です。

宅配ボックス内部

超音波センサーを宅配ボックスの天井に設置しています。荷物が入ると距離が変化し、それを検知します。

IMG_1649.JPG

防水対策とケーブル処理

屋外で使用するため、防水ボックスにマイコンや電源を収納しました。ケーブルの配線も外部から見えにくくなるように工夫しています。

まとめ

このプロジェクトでは、宅配ボックスに荷物が入ったことをリアルタイムでLINEに通知するシステムを作成し、実際に運用しています。設置時には防水や見た目を重視した配線処理に苦労しましたが、便利なシステムが完成しました。興味がある方は、ぜひ試してみてください。

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