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Chrome拡張機能の審査でいつも拒否されるのは

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はじめに

これまで、いくつかのプラグインを公開してきました。プラグインのバージョンがv2からv3になり、作り方のハードルも高くなり、また、公開への審査も厳しくなりました。
そのため、最近は審査でよく「拒否」されることが多くなりました。
セキュリティの確保やプライバシーを侵害していないかの審査で引っかかることが多くなりました。それらとともに、基本的な重要要件としての「単一機能」の審査があります。
最近は、この審査に引っかかることが多くなりました。
ここで、少し、この「単一機能」要件について記述したいと思います。

「単一機能」要件とは

文字通り、プラグインの機能は、ひとつでなければなりません。これまでは、独立した機能が含まれていても通過していたように思います。それは、おそらく審査漏れだったのかもしれません。
しかし、ここ最近は特に審査が厳しくなったように思えます。
おそらく、審査のためのプラグインのテストに時間をかけているように思えます。従来よりも審査結果が出てくるまでに時間がかかっています。

また、この「単一機能」の判断基準がデベロッパー側には見えませんので、何をもって拒否されたのかの詳細は教えてもらえません。ただ「単一機能」ではありません。という返信メールが来るだけです。
そのため、デベロッパーとしては、複数の機能が入っているのかを調べることになります。
調べてみると、確かに関連性のない独立した機能が含まれていました。
こういうことの繰り返しが起こります。最近は2,3回「拒否」されることも多くあります。

「単一機能」の範疇を考えてみると

デベロッパーとしては、どこまでが「単一機能」として許されるのかということです。出来れば、ある程度の関連する機能は含めたいということがあります。それは、ユーザーの利便性を考えてのことです。もし、その要件が厳格の場合は、関連する複数の機能でも別々にプラグインを作成しなければなりません。それは、ユーザーの利便性に、反することになります。
実は、プラグインを審査する側でも、ユーザーの利便性については要件として挙げています。それを考えると、「単一機能」と言っても、関連するサブ機能は含めてもいいのではないかと思っています。この大きなくくりとして考えるとひとつの「単一機能」になると思っています。

これから審査を受ける予定のプラグイン

今、作成中のプラグインには、関連するサブ機能があります。youtube動画のプレーヤーを作成していますが、この機能の中に、動作モードという概念を取り入れ、ふたつのモードで動作することを考えています。
一つは、ランダムリストモードでもうひとつはリスト選択モードです。

このプレーヤーで、モードを指定して、いずれかのモードで動作できるようにしたいと思っています。この全体を「単一機能」として審査を受けようと思っています。

おわりに

審査の結果がどうなるのかは、これからですので、もう少し先の話になります。
おそらく、通過するのではないかと思っています。なぜなら、その動作モードを指定しなければプレーヤーが動作しないので、どう考えてもひとつの機能だと言えると思います。

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