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元プログラマーが、脳の記憶力低下にがっかりしている

Last updated at Posted at 2022-08-20

概要

退役プログラマーが趣味で「なつかしの曲(ポータル)」サイトを構築していますが、特にメンテナンスで特定の修正箇所を思い出すことが困難になってきた。昔であれば、瞬時に思い出すことができたのだが。
記憶の脳内ホルモンの低下が原因か。
情けない。目を閉じて、ソースコードをイメージしてみるが、そのソースコードが浮かんで来なくなった。これから、記憶力復活のトレーニングを検討してみたい。

事例

開発ツール(NetBeans IDE 8.2)を開いて、ソースコードを眺めていれば、徐々に特定のコードの箇所を記憶を頼りにたどって行けるのだが、一旦、目を閉じて思い出そうとしても、何も出てこない。これが困る。
元プログラマーとしては、プライドが許さない。
何とか、目を閉じていても、ソースコードがスラスラと目に浮かんでくるようにしたい。
少しづつ、関連付けて行けば、何とか、思い出すことはできる。
あのボタンのイベント処理はどこにあったかとか、あのポップアップのPHPスクリプトはどこへおいたか。あのdbテーブルの更新はどのモジュールで行っていたか。こういうことを瞬時に思い出したい。

(1) 目を閉じたときにソースコードをイメージしたい。

これが難題で、中々目に浮かんで来ない。
落ち着いて、あるjavascriptを思い出そうと努力すると、徐々に浮かんで来る。両手を目に当ててそのモジュールのことを思い出そうとすると、少しづつ浮かんでくる。
ソースコードは見ないようにして、目を隠して脳だけでソースコードを思い出すように訓練する。
よく、夜寝るときにベッドで電気を消して、このイメージトレーニングをしている。

(2) 最近、直近のことが忘れてしまう。

さっき、やったことを、しばらくして、あれやったかなと、はっきりしない。外出時に、心配になってまた、もどり、ガスレンジのスイッチを観に行くことがよくある。
訓練としては、すぐ、目に頼って確認するのではなく、脳で確認するように
する。目に頼っていては、脳の記憶力が低下してしまう。
両手を目に当てて、いろいろなことをイメージする。
人は目に頼りすぎているかもしれない。
目を閉じているといろいろなことを思い出し、また、様々な日常の生活音も聞こえてくる。

(3) ブラインド コーディング

目を閉じて、コーディングをしてみる。
脳の中で、コーディングする。これを繰り返すことにより、ソースコード全体をイメージし、どこにどのコードがあるかが記憶に残り、あとから、思い出すことも容易になる。

(4) 脳で考える。

人は目を開いていると考えることをしなくなる。
目から入る様々な刺激に左右され、脳で考えることがおろそかになる。
何かを考える場合は、目を閉じる。目を閉じて瞑想する。
Webサイトをデザインするときも、一旦、目を閉じて、脳で構想を練る。
イメージデザインする。

(5) よく噛んで脳を刺激する

昔の人は固いものをよく噛んでいたので、脳の血流が活性化しボケ防止にも
役立っていたのではと考えている。子供の頃はスルメイカをよく噛んでいた。また、おやつ代わりに煮干しを噛んでいた。その習慣が、血流を良くしていたのではないかと思っている。そこで、極力、噛む習慣をつけたい。

(6) 血流をよくすると脳や健康に良いのでは

普段から魚類はよく食べている。アジやホッケの干物、サバ、マグロの缶詰
また、納豆は毎日、刻みネギを混ぜて、なるべく、血流によいものをという考えで食事を作っている。

(7) 家族の介護から脳の勉強をしている

家内が数年前に脳梗塞を発症し、それ以来、老老介護生活を行っている。
そのため、体の健康にはいろいろ勉強させてもらった。要介護3からはじまり、現在は要介護2の認定になった。脳梗塞はやはり、血液がドロドロ状態で血栓が脳に飛んだらしい。血液をサラサラにする薬を飲んでいる。
血液や血管のことを勉強して行くと、人間の病気はほとんど血液や血管に異常が起こり、発症しているように思える。動脈硬化も血管がボロボロ状態になるようである。そこで、ナッツ類(クルミがいいという)は血管を柔らかくするらしいので、今は毎朝、ピーナッツバター入りのコッペパンとコーヒーで食事している。
これも、脳の老化防止で記憶力維持に役立っているかもしれない。

(8) 歯の病気からも脳へ来るらしい

高齢もあり、歯は上も下も部分入れ歯になってしまった。この原因もおそらく、歯茎が歯槽膿漏や歯周病で弱ってしまったからかもしれない。これが
結果的に血流を悪くし、脳の記憶力低下につながるかと思っている。
最近の記憶力低下、特に直近の記憶力低下はこれらも原因になっているかと思う。

(9) (プログラマー)の悪しき習性

これは一部のプログラマーかもしれませんが、あります。小生もそうかもしれません。結果を急ぐ習性があり、早く結果を知りたいという欲求に勝てず、本来ならば、十分構想を練ってモジュールの設計をすべきです。まあ、自分だけのコードですからと、やっつけで作ってしまうのです。そうすると似たようなコードがいくつもでき、整理がつかなくなります。いわゆるコードのスパゲッティ状態です。
こうなるともう、整理ができなくなります。かろうじて、動作するコードのため、いつ、不具合が発生してもおかしくありません。世の中にはこのようなコードが社会システムに使われているかも知れません。疑いたくはありませんが。これも、記憶障害(コードをすぐ思い出せない)に影響しているかもしれません。

(10) コーディングするとき

小生は、コーディングは開発ツールのエディターで行っているが、その時に、ノートを用意してメモ書きでデザインやコードを書いたりしている。
開発ノートが相当溜まっているが、乱雑に書いてきたため、読み返しても何を書いたかがよくわからない。書き残した意味がないが、それでも、書いているときに、構想を練る訓練になっているのかと思う。キーボードで入力した文字と手で書いた文字は記憶に差が出ているかと思う。もう少し、きれいな文字を書きたいと思うが中々、できない。
現代は、文章を手で書く習慣がない。キーボードで文字キーを打つことで
文章を作成している。このことが記憶力低下にもつながっているかと思う。
漢字を中々覚えられないのも手で書いていないからか。昔の人は筆を使って文字を書いていた。それが記憶力になっていたと思う。

(11) 昔のプログラマーの裏技

小生は昔のプログラマーのため、当時のことを少し書いておきたい。
当時の言語と言えばCOBOLとFORTRANであった。また、当時はパソコンでなく、大型コンピューターであった。今の人にはわからないかもしれないが、
プロクラムはコーディング用紙があって、それに書き込んでいた。それをコンピュータにかけるには、キーパンチャーという女性がいて、その人にパンチカードに打ち込んでもらう。プログラムサイズにもよるが、その枚数は数千毎、多い場合は万単位になる。それはステップ数と同じ。機械にかけるとき(コンピュータに読み込ませること)は、カードリーダー(洗濯機二台分の大きさ)という機械に読ませる。
この話はここまでにして、裏技について話したい。昔は、今のようにネットで様々な技術情報へアクセスできなかったため、プログラマーはどのようにして情報を手にしていたかというと、書籍があればいいが、別の裏技は、大型コンピュータが出力したコンパイルシートがあり、そこにはソースコードが印刷されている。この不要になった紙ベースのソースコードが大量にゴミ箱へ捨てられている。実は、このゴミが若いプログラマーには宝の山だつた。ベテランのプログラマーが書いたプログラミングテックニックを学ぶことができた。こういう苦労を昔のプログラマーはして成長した。

(12) 暗コーディングする

暗算という言葉があるので、暗コーディングという言葉もあっていいかなと思います。目を瞑って頭の中でコーディングする。この力がつくと記憶力の低下も防止できるかもしれない。設計図を頭の中にイメージし、頭の中でコード化して行く。この時、開発ツール(NetBeans IDE 8.2を使用しています)のフォルダーをイメージし、ソースの場所も確認しておく。これらの訓練をするといいかもしれない。

(13) 脳は巨大なメモリー

まさに、脳は、ビッグデータを格納するクラウドストレッジです。大昔のデータも直近のデータもすべて収納していて、必要の都度、取り出すことができます。特別な検索キーも必要なく、直感的に取り出せるのはすごい。検索の処理時間も必要なく、瞬間的にアクセスできる。この仕組みがパソコンにもほしいです。また、容量という概念がありません。そのため、パンクすることもありません。この記憶装置をボケさせないように訓練を重ねて行きたいです。

(14) 記録の媒体

昔から記録を残す媒体は紙とか石材だったが、現代はそれらに加えて、フィルムやメモリチップもある。メモリには、揮発性と不揮発性がある。人の脳はこのいずれもあるのではと思う。昔の記憶は不揮発性で、直近の記憶は揮発性かもしれない。揮発性は常に何らかの電力で通電しておかない消えてしまう。高齢になると脳の記憶の維持はこの何らかの電力で通電しておかないとダメかもしれない。何らかの電力とはDHAやEPAなのかもしれない。血流をよくすることで揮発しなくなることを期待したい。

(15) 頭の問題

別にバカになったわけではなく、なんとなく、脳の力が低下した感じがする。パッとしたひらめき感が昔のようにない。シャキとした清涼感もない。
キレがなくなったというか、上も下もキレがなくなった。これが老化というものか。情けない。

(16) 机上デバッグ

昔は机上デバッグが中心だった。今のようにいいデバッガーがなかった。
それと、コンパイルしてテストするには、大型コンピュータの時代は費用が掛かった。また、いろいろな人がその機械でテストするので、順番待ちであった。今は自分の机でいいデバッガーがあり、リアルタイムでテストができる。いい時代になっものです。
この机上デバッグも頭の中で実行結果を想定してバグを見つけるものでコードのイメージングと似ています。

(17) コンパイルしてテスト

今の人はコンパイルなどの言葉はなじみないのではと思います。いまはインタープリターが直接ソースコードを実行して結果を出してくれるので、オブジェクトコードを機械コードにして実行する概念はないかもしれません。Webアプリに関しては、インタープリターのため、コンパイルは不要ですが。マイコンなどの制御コードも当時は作成していましたが、それはいまでも機械コードでしょうか。最近のマイコンは知りませんので。おそらくいい開発環境になっていると思います。C++も現役の頃は使用していましたが、今はもっぱらjavascript,jquery,php,MYSQLで作成しています。

(18) コーディングは頭のリハビリにはもってこいの運動

コーディングは本当に楽しい。どこか小説を書くみたい。構想を練り、できるだけシンプルに書いてうまく動作したときはうれしい感激にしたれる。この時ドーパミンがでて、快感にかる。これが健康によいので、続けたい。
 

あとがき

プログラムのソースコードのメンテナンスから、話がそれてしまったが、
瞬発的な判断力や動作、記憶の呼び出しなどは日常生活に欠かせない。そのためには、普段から、血流をよくしたり、血管を丈夫にしておくことが大事と思う。
生活習慣を改善することで、記憶力低下が改善できるなら、続けて行きたい。
ちなみに、小生は、医者に処方された「ピタバスタチンカルシュウム錠1mg「テバ」」を飲んでいます。悪玉コレステロール値(LDL)が153から101に改善されました。139以下なら正常値だそうです。

ご参考 : 血流をよくする

 

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