概要
今年に入ってyoutube動画を初めてアップロードしました。いざ、動画の作成に取り掛かると、いろいろな問題が起こってきました。作成のための各種デバイスの用意がありますが、まずは録音のマイク準備です。リモート会話用のマイクがあったので、とりあえずはそれで代用しました。その次は、録画用のアプリの選択ですが、最初は前に使用していた無料のFilmora 9ソフトを使いました。無料のため、透かしが入ってしまいます。とりあえず、これで動画の作成環境は整いました。パソコンはDellのInspiron 620Sでメモリーは増設しています(8GB)。OSはWindows 10 64bit CPUです。
接続
(1)マイク
マイクは、パソコン本体の裏側にあるピンク色の3.5mmジャックへ差し込みました。
(2)スピーカー
スピーカー接続は有線、無線の環境があります。CDコンポのスピーカがありましたので、それをNobSoundデバイスに接続して、音源はパソコンの緑色の3.5mmジャックとNobSoundデバイスのAUXジャックを3.5mmジャック(オス)のケーブルで接続しました。NobSoundデバイスは他にブルートゥース、USBでも接続できます。
録画ソフト
録画ソフトはいろいろ試した結果、Screen Recoder 4 Deluxe版を選びました。PC画面の録画を行いたかったためと、価格が安かったことが選択の理由です。
マイクロフォン
録音用には、ピンマイクを探しました。これもいろいろ探しました。その結果、Pop Voiceというコンデンサーマイクにたどり着きました。全指向性で周辺のかすかな音も拾ってくれます。これは、スピーカーで流している音声とマイクの音声を録音したいためです。youtubeの音楽をバックで流しながら、マイクでナレーションを入れるためです。
動作テスト
この実行環境でyoutube動画を作成してみました。その時のScreen Recorderの解像度は1080pを指定しています。ビデオフレームレートは30fpsです。出力ファイルの形式はmp4形式です。システム音声はオフに設定しています。マイクの音量、入力デバイスの音量はともに100%です。作成したyoutube動画は「yyプラグインデモx.265」です。
約16分の動画です。
作成した動画をyoutubeへアップロードして、再生して見たところ、解像度がよくなく、テキスト表示が多少ぼやけていました。見栄えが良くないので、これを何とかしたいと思い、ネットで対策を探しましたところ、AviUtlという無料ソフトがあり、これを使用してぼやけをシャープにしてみようと試みました。しかし、mp4ファイルを出力するにはさらにプラグインが必要とわかり、それらのプラグインを探しました。今回は、入力プラグインにL-SMASH Works File Reader、出力プラグインに拡張x265出力(GUI)ExをAviUtlのPluginフォルダーにインストールしました。 これで、Screen Recorderで生成したmp4ファイルを元に、AviUtlでx265エンコードしたmp4ファイルを作成しました。それをyoutubeへ再アップロードして確認したところ、今度はかなりテキスト表示がシャープになり、ぼやけもなくなりました。
以下の動画で比較できます。
デモ動画
対策前 yyプラグインデモ(x.265版).mp4
対策後 yyプラグインデモx.265.mp4
あとがき
youtubeを見ていると高解像度の動画もあり、低解像度の動画もあります。アップロードする側にとっては出来れば高解像度でアップしたいと思います。しかし、高解像度の動画を作成することかなりハードルが高いと実感しています。普通のパソコンでグラフィックボードも特別なボードは搭載していません。今の2Kや4Kの動画は無理です。せいぜい1080Pクラスの解像度と思い、Screen Recorderではその設定をしていますが、なぜか、アップロードした動画では720pになっています。この辺のことは今後の課題です。