EC2でAmazonLinux立ち上げたら最低限これだけはしておいたほうがいいよってものを纏めてみます。
主に自分用で使いますが誰かの参考になれば幸いです。
CloudFormationでも同じことできるようになんないとなー
Advent Calendar忘れてて一日遅れすみません。。
- 2017.12.19 create
パッケージ更新
まずパッケージ更新。基本ですね忘れずにやりましょう!
# yum update
iptablesストップ
FWはAWSのセキュリティグループに任せるのが楽なのでこっちは停止しておきます。
使っちゃいけないということではありません!
# chkconfig ip6tables off
# chkconfig iptables off
# service iptables stop
# service ip6tables stop
タイムゾーン変更
amazonlinuxは初期設定がUTCなので日本時間にセットします。
# vi /etc/sysconfig/clock
ZONE="Japan"に変更
ln -sf /usr/share/zoneinfo/Japan /etc/localtime
システムパラメータ変更
今回はtcp関連中心に設定しておきます。
# vi /etc/sysctl.conf
以下を追加
net.ipv4.tcp_tw_reuse = 1
net.ipv4.tcp_tw_recycle = 0
net.ipv4.tcp_fin_timeout = 10
net.ipv4.tcp_max_syn_backlog = 20480
net.ipv4.tcp_rmem = 4096 873800 1747600
net.ipv4.tcp_wmem = 4096 873800 1747600
net.ipv4.tcp_mem = 2048000 2048000 2048000
net.ipv4.ip_local_port_range = 11000 65500
net.ipv4.tcp_keepalive_time = 10
net.ipv4.tcp_keepalive_probes = 4
net.ipv4.tcp_keepalive_intvl = 5
net.ipv4.tcp_rfc1337 = 1
fs.file-max = 100000
net.core.somaxconn = 65535
設定反映
# sysctl -p
Limit系の変更
ファイルオープンエラー対策ですね。上限を広げておきます。
# vi /etc/security/limits.d/90-nproc.conf
以下を記述して保存。
* soft nproc 65535
root soft nproc unlimited
# vi /etc/security/limits.conf
デフォルト4096の所を65535に変更しておきます。
root soft nofile 65535
root hard nofile 65535
* soft nofile 65535
* hard nofile 65535
Historyコマンド設定
デフォルト999件までしか追えないのでhistoryサイズ大きくしておくと何かと便利です。
ユーザのHOMEDIR/.bashrcへ以下を追加
HISTSIZE=99999
HISTTIMEFORMAT='%Y/%m/%d %H:%M:%S '
ユーザ単位ではなく/etc/bashrcで設定してもいいかも
プロンプト変更
amazonlinuxはホスト名がローカルIPなので分かりづらい。
でもそういう仕様なのでわざわざホスト名変更したくない。
というときに分かりやすくプロンプトでホスト情報表示させるようにしておきます。
# vi /etc/bashrc
36行目をわかりやすく変更
[ "$PS1" = "\\s-\\v\\\$ " ] && PS1="[\u@\h(ここの部分に分かりやすい名前書くと見やすい) \W]\\$ "
あとは便利なコマンドとかインストールしておけばいいと思います。
dstatとかはシステムリソース情報が分かりやすく取れるのでおすすめです!