開発組織と心理的安全性について
エンジニアマネージャー界隈では(私はEMではありませんが)、自律的であったり、アジリティの高い組織を作るにはどうしたらいいのか?
という課題に対して、心理的安全性の確保というのが多くあげられています。多くはGoogleでは心理的安全性を重視していることが挙げられます。
心理的安全性を作ると、どんないいことがあるのか?
- 離職率が低い
- メンバーの自律性やモチベーションが高く、評価が高い
- 目標達成率が高い
- 課題へ対しての対応力が高い
などなど、様々なメリットがあります。
どうやったら心理的安全性を作るのか?
- 1on1を行う。最低限月1回は必要だと思います。
- ミスや意見を批判しない。次からは同じミスをしないようにすることが大事。
- レトロスペクティブを行い、良かったこと悪かったことを考え、良かったことは褒め、悪かったことは素直に受け止める。
- 決めつけをせず、多様性を認める。
などなど、チームの個々人の性格に合わせて、やり方が多少異なることもありますがいずれにしても、他者に対するリスペクトが必要になります。
チームとしての文化として、同じビジョンを共有することも大事なポイントだと思います。
あるあるですが、エンジニア組織で優秀な人がいて、その人が他の人のコードや設計をボロクソに言って批判したりしますが、そういったチームは雰囲気が悪くなるため、一時的には質があがるかもしれませんが、トータルでは離職率があがったり、一部の人しか発言しなかったりと、必ずしも良いチームになるとは限らないのです。
参考になる書籍
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心理的安全性のつくりかた
人気もあり、わかりやすい本なのでおすすめです。
エンジニアマネージャー向け書籍
EMには以下の書籍が参考になるかと思います。
終わりに
簡単ではありますが、組織づくりというのは非常に難しい仕事だと思いますが、誰かのために働きやすい環境を作るというのは非常に重要な仕事であり、やりがいがある仕事だと自分は思います。