今回はデータベースについて学びます。データベースの種類や歴史に触れ、実際に作成してみることで、理解を深める内容です。
初心者でも「データベースの基礎を理解し、基本的なSQLを使えるようになる!」という成果を目指しますので、最後までお付き合いください。
データベースとは何か?
データベースの定義は、「データの構造化された集合体」です。つまり、特定のルールに従ってデータが保存・取得されるものを指します。データベースには多くの種類があり、それぞれに異なるルールがあります。
データベースの歴史
最初に登場したデータベースは50年以上前にさかのぼります。これらは大きく分けて、ナビゲーショナル、リレーショナル、ポストリレーショナルという3つの時代に分類できます。
ナビゲーショナルデータベース
最初に登場したデータベースは「ナビゲーショナルデータベース」で、データ間をナビゲートしながら検索する方法です。階層型やネットワーク型がこの範疇に入ります。
リレーショナルデータベース
次に登場したのが「リレーショナルデータベース(RDB)」です。データは二次元表形式で格納され、SQLを使って処理を行います。これにより、複数の表を結びつけて効率的にデータを管理できるようになりました。
ポストリレーショナルデータベース
最後に登場したのがNoSQLなどのポストリレーショナルデータベースです。これらは、リレーショナルデータベース以外の方法でデータを管理する方法を提供します。特に、キー・バリュー型やドキュメント指向型のデータベースが代表的です。
SQLとDBの基礎を学ぶ
SQL(Structured Query Language)はデータベース操作のための言語です。以下の例はデータを検索するためのSQL文です。
sql
Sao chép mã
SELECT * FROM stock WHERE price <= 1000;
ここでは、stockというテーブルから、priceが1000以下のレコードを取り出しています。基本的なSQLの文法を理解することで、簡単なデータ操作が可能になります。
リレーショナルデータベースの作成
実際にMySQLなどのDBMS(データベース管理システム)を使って、データベースを作成し、SQL文で操作します。
データベース作成
sql
Sao chép mã
CREATE DATABASE shop;
テーブル作成
sql
Sao chép mã
CREATE TABLE stock (
id INT AUTO_INCREMENT,
name TEXT,
price INT,
country TEXT,
PRIMARY KEY (id)
);
データの登録
sql
Sao chép mã
INSERT INTO stock (name, price, country) VALUES ('orange', 100, 'us');
データの検索
sql
Sao chép mã
SELECT * FROM stock WHERE country = 'japan';
データの更新
sql
Sao chép mã
UPDATE stock SET price = 130 WHERE name = 'orange' AND country = 'japan';
これらの基本操作を理解することで、実際にデータベースを扱うことができるようになります。
RDBとNoSQLの比較
RDB(リレーショナルデータベース)とNoSQL(非リレーショナルデータベース)の違いについても触れます。
RDBの特徴
ACID特性(Atomicity, Consistency, Isolation, Durability)を提供し、データの整合性を保ちます。
複雑なクエリが可能ですが、データ量が増えるとパフォーマンスが低下することがあります。
NoSQLの特徴
データの柔軟性が高く、大量のデータを高速に処理するのに適しています。
ACID特性を緩和し、分散システムでの効率化を図ります。
まとめ
この記事では、データベースの基本的な理解と、リレーショナルデータベースを扱うための基本操作(SQLの使い方)を学びました。これを基に、さらに高度なデータベース技術を学んでいくことができるでしょう。
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