Rubyライブラリとは、汎用性の高いプログラムを再利用可能な形でまとめたものである。以下Rubyにおける3つのライブラリの使い方を解説します。
1 標準ライブラリ
標準ライブリラリはRubyをインストールする際にRuby本体としてインストールされています。読み込みは以下の方法です。
rubyファイル
require ライブラリ名 (date・csv・rake・json・yamlなど)
下記のサイトが参考になります。
https://techacademy.jp/magazine/47887#1
2 組み込みライブラリ
組み込みライブラリは Ruby 本体に組み込まれているライブラリです。 このライブラリに含まれるクラスやモジュールは、 require を書かなくても使うことができます。
rubyファイル
使用する際の読み込みは必要ありません
組み込みライブラリの例としては、String・Integer・Array・Hashなどがあります。
組み込みライブラリは下記サイトを閲覧すれば一覧で確認できます。
https://docs.ruby-lang.org/ja/latest/library/_builtin.html
3 外部ライブラリ
代表的な外部ライブラリとしては「gem」があります。gemは、世界中の有志のエンジニアによって提供されるライブラリです。多くのライブラリは、RubyGemsに対応しています。標準ライブラリを超える、多種多様なモジュールがあります。
- 外部ライブラリには2つの工程があります。
- 使いたいgemをインストール (gem install gemの名前)
- インストールしたgemをrequireで読み込む
以下で例を記述します
1 ターミナルでgem install ライブラリ名
2 インストールしたgemをrequireで読み込む
rubyファイル
require ライブラリ名 (bundler・rails・rspec・sinatra・nokogiri・fakerなど)
※外部ライブラリはrequireで読み込む前に、gemをインストールすることに注意が必要です。
今回は、Rubyにおける3つのライブラリの使い方について解説しました。ライブラリを使う際の参考にしていただければ幸いです。