最近、子供の工作の手伝いとして、NintendoSwitchのヘッドフォン端子から、iPhone/iPadで音声取り込みを行う必要がありました。当初、Φ3.5mmオーディオケーブルでの接続を試しましたが、どうしてもiPhone/iPadが内蔵マイクによる取り込みから切り替わらず、苦戦しました。
最終的に解決しましたので、その知見を共有します。
必要となった物
試行錯誤の結果、下記のケーブル類があれば、音声取り込みができることがわかりました。逆に、これらのどちらかが無いと、iPhone/iPadは外部機器が接続されていると認識せず、内蔵マイクによる音声取り込みに切り替わってしまいます。
必要なもの1:ヘッドセット用 Φ3.5mm変換ケーブル
iPhone/iPadのΦ3.5mmヘッドセット用端子は、4極の端子です。これを、マイク、スピーカの3極メスに分離する変換ケーブルが必要となります。私の場合は、ELECOM AV-35AD02BKを利用しました。
必要なもの2:抵抗入りΦ3.5mmオーディオケーブル
ライン出力をマイク入力に変換するため、抵抗入りのケーブルが必要となります。一般的な「抵抗無し」のものを利用してしまうと、iPhone/iPadは別機器からの音声を取り込みません。私の場合は、JVC CN-204Aを利用しました。
接続方法
次の写真の通り、ヘッドセット用 Φ3.5mm変換ケーブルのマイク入力側に、抵抗入りΦ3.5mmオーディオケーブルを接続して利用します。一部の情報には、スピーカ側にも何か接続しないと認識しないとありましたが、私の場合はスピーカ側には何も接続しなくてもOKでした。
接続の順番によっては、うまく外部機器を認識しないこともありましたが、ヘッドセット用 Φ3.5mm変換ケーブルのiPhone/iPad接続部分を抜き差しすることで、認識するようになります。