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Mac覚書 TimeMachineでNASを使用する方法

Last updated at Posted at 2016-05-25

概要

開発環境をまるっと保存する為、TimeMachineを使ってバックアップすることに。
自分のMBAでは、USB接続のHDDを使用してTimeMachineを運用している為、
NASでの設定方法が分からなかったので調査。

新しいNASならばTimeMchineに対応している(と思う)ので、外付けHDDとあまり変わらない感じで
使えるのかもしれませんが…今回使用したNASはちょっと古いから非対応(?)だったので、
BUFFALOさんが用意してくれているTimeMachine用の設定ができなかったことが問題でした。
(新しいNASでも下記のNo.1の工程は必要なのかも…)

参考サイト

http://keroctronics.web.fc2.com/timemachine.html
http://d.hatena.ne.jp/Kazzz/20111214/p1

設定方法

以下は、Mac側での設定になります。
今回、NAS(BUFFALO LinkStation LS-320GL)側での設定変更は特にしませんでした。
すでにWindows環境で使うための設定が済んだ状態だったので、真っ新な状態であれば
何か設定が必要だったのかもしれません(曖昧な情報で、ごめんなさい)

1.バックアップ先をネットワーク共有しているボリュームも対象にする

 通常だとバックアップ先としては「内蔵ストレージ」「USB接続された外付けストレージ」
 「Time Capsule」の3種類しか使用できないそうで、その中に「ネットワーク共有している
 ボリューム」を追加するためにターミナルから下記のコマンドを入力する

 sudo defaults write com.apple.systempreferences TMShowUnsupportedNetworkVolumes 1

 意味としては、設定ファイルの「com.apple.systempreferences.plist」の  
 「TMShowUnsupportedNetworkVolumes」という設定値を「1」に変更すると
 ネットワーク共有しているボリュームも対象に出来るそうな。

2.ホスト名とMACアドレスを調べる

 次の工程のイメージ作成で設定するファイル名を下記の仕様にする為、
 Macのホスト名とMACアドレスを調べる

 ホスト名+"_"+MACアドレス(:は除く)

 ホスト名:リンゴマーク⇒システム環境設定⇒共有⇒コンピュータ名
      ※今回は編集押下で表示されるダイナミック・グローバル・ホスト名を使用しました。

 MACアドレス:リンゴマーク⇒このMacについて⇒システムレポート
        ⇒(右)ネットワークのWi-Fi⇒(左)MACアドレス
        ※有線LANの場合は違うMACアドレスになるらしい

3.イメージ作成

 ディスクユーティリティーでイメージを作成する。
 まずはヘッダーメニューの「新規イメージ」をクリック。
 下記の内容を入力します。

 名前(上部):2で決めた名前を入力
 名前(下部):任意
 サイズ:後で変更するので、初期値のままでOK
 フォーマット:MaxOS拡張(ジャーナリング)
 暗号化:なし
 パーティション:ハードディスク
 イメージフォーマット:スパースハンドル・ディスクイメージ

 最後に「作成」をクリックして終了。
 その後、作成したイメージを取り出してアンマウントし、ローカルからNAS上へファイルをコピー。

4.イメージファイルのサイズ変更

 NAS上のイメージをクリックし、マウントします。
 その後、ディスクユーティリティーを開いて、取り出し「イメージのサイズを変更」をクリックし
 イメージファイルサイズを変更します。
 今回は、参考サイト様同様150GBにしました。
 (Macのストレージが500GB・使用容量は約100GBの状態で、最終的に必要な容量は105GBでした)

5.イメージファイルのフォーマット

 ディスクユーティリティーのパーティションメニューで1パーテーションに設定しフォーマット。
 フォーマットが完了したら、パーティションを選択して、下部のマウントポイントをメモしておきます。

6.バックアップの保存先をスパースディスクイメージにする

 3~5で作成したイメージをバックアップの保存先に設定するため、ターミナルから下記のコマンドを入力
 ※今回マウントポイントが「/Volumes/TimeMachine」だったので、下記のコマンドとなった

 sudo tmutil setdestination /Volumes/TimeMachine

7.TimeMachineを起動

 起動するも…バックアップ先が開けないとかでエラー(泣)

 何が悪いんだろうと模索しつつ、参考サイト様で紹介されいた「イメージの自動マウント」の設定を
 足してみたいり、もう一度イメージファイルを作り直したりやってみましたが、
 最終的には、ディスクユーティリティの「ディスクを検証」を行ったら動き始めました…
 
 何が原因で、何をきっかけに動き出したのか分かっていませんが…
 とりあえずTimeMachineでNASが使えるようになりました
 (もやっとした結末で、ごめんなさい)

最後に

 他のサイト様でも書かれていましたが、すごく時間かかりそうです。
 現在「残り約10時間」という案内が表示されています(汗) 

スクリーンショット 2016-05-25 13.07.05.png

 

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