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Java開発の基本~プログラムの書き方(変数と型)~

Last updated at Posted at 2019-06-10
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Java開発の基本~プログラムの書き方(変数と型)~

数字を扱うプログラミングを通してjavaプログラムの基本の書き方を覚えます。
プログラミンを覚えるのは概念の理解と最低限のルールを覚えることが大切です。
ルールについては外国語の単語を学習する感覚で覚えてください。概念については数学的というか哲学的な話にもなるので、わからなければ一旦最善と言われている物を覚えてしまいましょう。


はじめに

まず、この章で利用する雛形を作成しましょう。
HelloWorldプロジェクトを作成した手順を参照してパッケージ名lessonsクラス名L1という名前のクラスを、HelloWorldで作成したプロジェクトの中に作りましょう。
ファイルには下記のようなプログラムを記載してください。
実行ボタンをクリックすると1から10まで足されるプログラムが実行されます。


これからこのプログラム通してjavaの書き方を説明していきます。

L1.java
package lessons;
public class L1 {
    public static void main(String[] args) {
        int startNum=1;
        int endNum=10;
        int resultNum=0;
        int count=0;
        while(startNum<=endNum) {
            resultNum=startNum+resultNum;
            startNum=++startNum;
            ++count;
        }
        startNum=startNum-count;

        System.out.println(startNum+"から"+endNum+"まで足した結果は"+resultNum);
    }
}

変数

プログラムとは繰り返しするコンピュータにやらせるものです。例えば1から100まで足し算するプログラムがあったとします。正直これしかできなければ何にも使い物になりません。でももし同じプログラムで3から103まで足し算できる、15から30までを足し算できるみたいに、色々汎用性があったらちょっと便利になりませんか?
汎用性を持たせるためには1から100までの足し算のプログラムを1+2+3+...みたいに書いちゃうとダメです。
a+(a+1)+((a+1)+1)+...みたいに書いて行けばaを3に変えるだけで3から103までの足し算ができるようになります。

このようにプログラムを使い回しするためにカッチと決め切らない値を変数と言います。
例のプログラムでは、最初の数をstartNum、たす回数をendNum、結果をresultNumとして変数定義しています。


Javaの型と変数の定義

数式a+(a+1)+((a+1)+1)+...の例ですが、人間であればaに入る値は数字だろうとわかります。でもコンピュータにはそんなことわかりません。
なのであらかじめaに入る値が数字であることを教えてあげる必要があります。その教えてあげるときに使う呪文が型です。

変数は型 変数名という形で定義します。
上の数式の例ではint aという形で変数aを定義します。
よく使う型には下記のようなものがあります。

入れるもの
int 数字
long 大きい数字
double 小数を含む数字
boolean 真偽値(ture false)
String 文字

変数に値をセットするときには=を使います。

//数字を扱う変数startNumに値をセット
int startNum=1;
//文字を扱う変数messageに値をセット
String message=startNum+"から"+endNum+"まで足した結果は"+resultNum;

javaプログラムでは文字列は""(ダブルクオーテション)で囲みます。


オペレータ

特に覚える必要はありませんが+、-、/、*のような数学で使う記号をオペレータとよびます。

数字以外でも簡単に文字列をつなげる場合に+を使ったりもします。

//変数と文字列を繋げて一つの文字列に加工しています。
String message=startNum+"から"+endNum+"まで足した結果は"+resultNum;

++countこの書き方も数学でみたことないと思いますが、count=count+1と同じ意味だと思ってください。


補足

どっから説明していいかわからず触れて来なかったものについて補足します。

  • System.out.println()というのは()の内容を出力する呪文です。
  • //(スラッシュ2つ)はコメントを表します。この後ろの記述はプログラムに実行されません。
    /*コメント*/で改行を含むコメントを記述することも可能です。

ハンズオン

1.サンプルプログラムを流用して10から100まで加算するものに書き換えましょう。
2.出力されるメッセージを〇〇が答えですに変えましょう。

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