この記事は、転職活動して気づいた「これをやっていれば.../やってよかった」をシェアしよう by 転職ドラフト Advent Calendar 2024 の 12日目の記事です。
こんにちは!
私はITエンジニアとして、約5カ月間の転職活動を経て、2024年6月に新しい職場へ転職しました。同じ職種(C#エンジニア)への転職でしたが、この経験を通じて、多くの気づきを得られました。本記事では、転職活動を通じて得られたメリットや、気付いたことを振り返ります。
転職活動は「大変」だけど「価値がある」
転職活動は正直、大変でした。特に、面接準備やスキル整理、自分の市場価値を再確認する作業はエネルギーを使います。しかし、それらのプロセスを通じて、以下のような大きなメリットを得られたと感じています。
1. 自己分析が深まった
転職活動では、「自分がこれまでどんな経験を積み、何が得意で、何が不足しているのか」を改めて整理する必要がありました。このプロセスを通じて得られたことは以下の通りです:
◆ スキルセットの棚卸し:
私の場合、C#やJavaScript、MVCフレームワークを使った開発経験はありましたが、Linux環境やクラウド技術の経験が不足していることに気付きました。
◆ 市場が求めるスキルとのギャップの確認:
面接では、「〇〇の経験はありますか?」といった具体的な質問も多く、企業が中途エンジニアに即戦力を求めていることを実感。特に、API開発やGit、バッチ処理、パフォーマンスチューニングなど、実務でどのような経験をしたかについて聞かれることが多かったです。
◆ 課題の発見:
年齢やキャリアに見合った「マネジメント経験」の不足が課題であると感じました。
この自己分析を通じて、自分に足りない部分を補強するための学習計画を立てるきっかけとなりました。
2. スキルアップの必要性を実感
転職活動を通じて、「自分が強みとしているスキル」と「今後伸ばすべきスキル」を明確にすることができました。
◆ 既存スキルの深掘り:
例えば、C#を中心としたAPI開発経験を具体例(プロジェクトの成果や問題解決エピソード)として整理しました。これにより、自信を持って自分の得意分野をアピールできるようになりました。
◆ 新しい分野への挑戦:
転職活動を通じて、まだまだスキルが不足していることを実感しました。これらは今後の学習テーマに設定しました。
市場価値を知ることができた
正直、転職活動を始めるまでは自分が他社でも通用するか不安でした。
しかし、39歳、7社目の転職でしたが年齢よりも実務経験やJoinして「どのようなバリューが出せるか?」についてのほうが重要視されている分、年齢や転職回数は多少の足かせにはなりましたが、内定もいくつか貰うことが出来ました。
自分をアップデートするきっかけになった
転職活動を通じて、「何を学ぶべきか」「どう成長すべきか」を具体的に考えるきっかけとなりました。
面接では、将来のキャリアプランについても聞かれることが多いため、「自分がどうなりたいのか?」を見つめなおす機会になったと思います。
短期目標 :
コーディングのスキルをさらに磨きつつ、Linuxやクラウド技術、設計など不足している部分を強化する。
中期目標 :
プロジェクトリーダーや小規模なチームのマネジメントに挑戦し、リーダーシップを育む。
長期目標 :
技術的なスキルとマネジメントスキルを兼ね備えたエンジニアとして、開発チームを率いる。
最後に
転職活動は確かに大変でしたが、それ以上に多くの学びと成長を得ることができました。この経験を通じて、自分のキャリアの方向性がより明確になり、次のステップに進むための準備が整いました。
同じように転職活動を考えている方にとって、本記事が少しでも参考になれば幸いです。皆さんもぜひ、自分のスキルや経験を振り返り、キャリアの可能性を広げてみてください!