Certified Scrum Developer
きっかけは、Certified Scrum Developer (CSD)の認定を受けたことだったと思っています。
2011年くらいから、Agile/Scrumに興味を持って、少しばかり文献をかじっていました。
今思うと、当時はAgileという概念を完全に勘違いしていたなぁと思い、恥かしくなります。
さて、そんな僕でも、色々なコミュニティなどを垣間見ていく中で、どうも思っていたようなプロセス的なものではなく、もっと奥深いものだなぁと気付き、ちょっとちゃんと知ろうと思い、Scrum Allianceの認定の研修を受けてみようと思い立ったと記憶しています。
今よりもっと青臭かった自分は、ガリガリとコードを書くエンジニアでありたいと思っていたのもあり、Scrum Masterや、Product Ownerではなく、Developerの認定を受けたいと考え、シンガポールまで、CSDの研修を受けに行きました。
この話はどこかでも書いたような気もしますが、この時の研修がとても楽しく、とても緊張感のあり、とても学びの多いものでした。この空気感を自分の現場でも実現したいというのが、その後の僕のモチベーションの一つとなっています。
残念ながら、まだ、志し半ばですが。。。
そして、Scrum Allianceの記録によると、ちょうど6年前の今日、2012年12月10日にCSDの認定を受けておりました。
Scrum Alliance Regional Gathering Tokyo 2013
そんなこんなで、CSDの認定を受けて、1ヶ月ばかりで開催だった、「Scrum Alliance Regional Gathering Tokyo 2013」にも参加させて頂きました。
そこで、なんて周りの人は自分よりも、もっとたくさん考えているのだろうということを再度、認識しました。
とはいえ、CSD受けての興奮もあり、無謀にもオープンスペースで話をさせて頂いたり楽しく過ごしました。
また、このクローズのセッションだったと思いますが、その話が御縁で、Scrum道の活動にも関わらせて頂くきっかけとなりました。
Regional Scrum Gathering® Tokyo 2014
CSDを取得したことをめずらしかったのではないかと思うのですが、そんなことが御縁で、「Regional Scrum Gathering® Tokyo 2014」でお話させて頂く機会を得ました。
このときは、自分が話したことはともかくとして、ちょうどお昼のタイミングで、Mike Beedleさんと同じ席でお弁当を食べるという幸運に恵まれ、会話をさせて頂いたのが、非常に印象に残っています。
Regional Scrum Gathering® Tokyo 2015
前年の体験が忘れられずに公募をさせて頂き、幸いにも全セッションが採択されたので、この回も登壇させて頂く機会を得ました。
このときは、2014年にはガリガリとコード書くためにはなんて言ってたのですが、どうもCSDの研修の雰囲気を作れない。まだまだ、自分のチームは自己組織的なチームじゃないから、きっとあの感覚で仕事ができないんじゃないかなどと考えて、色々、模索していたことを発表させて頂きました。
まだ、ふわっとした概念なのですが、予想以上に反響を頂いたので、Scrum AllianceのArticleにも投稿して掲載して頂きました。
Regional SCRUM GATHERING® Tokyo 2016
この回もセッションプロポーザルを出しましたが、残念ながら、採用されず。
しかし、この回は、CSM研修、CSD研修のトレーナーであった、Bas Voddeがキーノートということで、とても楽しみにしていました。
そして、やはりいい刺激を受けることができたと思っています。
Regional SCRUM GATHERING Tokyo 2017
あいかわらずセッションプロポーザルは出し続けていたと思いますが、採択されず。
この年は、Rachel Daviesが、Mob Programingを紹介してくれていたことが印象的でした。
僕も言葉としては知っていたのですが、こんなに効果的なものだったとは思ってもいませんでした。
そして、2017年は、アジャイル界は、モブプログラミングに染まっていったと記憶しています。
僕自身も、色々なところで、モブプログラミングの手法を使うようになりました。
Regional SCRUM GATHERING Tokyo 2018
そして今年は別件で忙しくて、参加できなかった記憶があります。
その結果として、なんとなく、コミュニティというか、どんどん新しいものに触れようとする機会が少なくなってしまった一年だったかなと振り返って思います。
Regional Scrum Gathering® Tokyo 2019
さあ、そして、次の「Regional Scrum Gathering® Tokyo 2019」です。
今回は、数年ぶりにセッションプロポーザルが通ったので、登壇させて頂けることになりました。
内容としては、
Regional Scrum Gathering® Tokyo 2014の話で、目指したプログラマ像を実現するためには、
Regional Scrum Gathering® Tokyo 2015の話のような概念的な課題があり、
そのために、どうやって組織をデザインするか?
というものになっているはずです。
ここまで書いて思ったのですが、年の終わりに、セッションプロポーザルを書くことで、何が今年の学びだったのかを振り返り、年の最初にRGSTに参加することで、刺激とエネルギーをもらうというサイクルはとっても僕にとって大事だったなぁと思います。
このイベントを運営してくださったみなさま本当にありがとうございます。
運営してくださっているみなさま方への感謝で、このまとまりのない記事を締めくくらせて頂きます。