きっかけ
ある日から、起動してもログイン画面が表示されず真っ黒のままで沈黙するようになり、修復やOS再インストールなどを行なってもログイン画面が真っ暗なままで放置されていた、中華PCが手元にあった。
そのまま数週間ほど放置していたが、最近「ChromeOS Flex」というChromeOS?がフリーで使えるらしいので、試しにこの置き物と化していたノートPCにインストールし、再利用できるようにしてみる。
USBインストーラの準備
公式からOSをインストールするしてUSBから起動できるようにする必要があり、そのインストールUSBを作るインストーラがchrome拡張として公開されている。元々クロームOS用の拡張を流用しているように見える。
今回は手元にあったマイクロSDをtype-Cの変換コネクタ経由で入れた。書き込み30~40分くらいで完了。最低8GB必要で使用したマイクロSDの容量が8GBで不安だったが、容量不足ですと言われずに作成できてホッとした。
USBインストーラからインストール
書き込んだSDカードをインストールする中華PCに繋ぎ、BIOS起動するとインストーラ画面が自動で開く。あとは指示に従って進め、wifiのパスなどを入れてネットにつなぎ、セットアップを行ったら起動した。特に詰まるところがなかったので書くことがない
はじめに調べたこと
- ディスプレイ拡張が普通にできた。デュアルディスプレイで、セカンドディスプレイを縦向きに置いている場合でも設定からディスプレイの角度と画面端の位置を、macとほぼ同じ操作で変更できる
- 日本語/英語切り替えは
ctrl+space
でできた - タッチパッドのスクロールの向きは設定>デバイスから逆スクロールを有効にするをチェックで変更できる
- タスクバーの自動で隠す・位置変更はタスクバーを右クリックから変更可能
- タブ切り替えは三本指でタップしながら左右にスワイプ
- タブを三本指でタップすると閉じる
終わりに
触り始めたばかりだけど、全然触り心地に違和感がない。2in1のノートなので画面を直接タップもできるが、それも普通に動いていてケチをつけることがない。もちろん本格的な開発やアプリは使えないが、ブラウジング専用のセカンドPCとしてなら十分すぎる印象がある